肩凝りは万病の元

2009.06.30 (Tue)

私が柔道整復師の学校に行っていた時、
講師で来ていたDrにいわれた言葉ですが、
「肩こりの人ってあれ患者ですか?」
その時はDrのいう事を聞いとかなければ!とも思いましたが、
それから20年近くが経とうとしていて私が感じる事ですが、
「十分に患者さんと思う!」という事です。
というのは、
肩こりがひどくなって来院される患者さんを診ていると、
肩局所のみに関わらず、
体全身の筋肉が硬くなっています。
そうなると必ず姿勢が悪くなって来ます。
血流が悪くなり筋肉の代謝が悪くなる事により、
筋肉が活性しなくなります。
筋肉に力が入れにくくなります。
すると筋力が落ちて行きます。
すると必ず体は前に倒れて行く姿勢になります。
いわゆる猫背です。
すると肺、気管、心臓、胃などの重要な組織に圧迫がかかります。
そうなると大腸や小腸が下垂して行きます。
もちろん膀胱や腎臓にも負担がかかり、
正常な機能がしにくくなって行きます。
また運動器に関しては、
腰が内臓をかばおうとして筋肉が硬くなり、
腰の姿勢も悪くなり、
また神経も圧迫されやすくなります。
股関節や膝にも負担がかかって来ると思われます。
ただこれらはいきなり悪くなるのではなく、
時間をかけて少しずつ負担がかかって行き、
いずれ体調不良から痛みになって行き、
機能的疾患から器質的疾患になって行くと思われます。
これが私が20年以上、
この仕事をして来て感じている、
肩こりについての感性です。
要は肩こりといって局所だけを診るのではなく、
体全身の状態を診るという事が重要と考えています。
Dc104.jpg
上記しているDrは、
おそらく患者自身を診ず、
病気、怪我だけを診ているDrと思います。
ところが、
「なぜ東洋医学と西洋医学が一緒になれないのか?」と私に説いてくれたDrもいます。
このDrは患者さんを真剣に治そうと、
病気や怪我のみにとらわれず、
患者さん自信を診ている感性豊かなDrと思います。
これからの医学は、
患者さんが治療方針を選択出来る時代です。
肩こりといっても、
本当に悩んでおられる方も多々おられます。
私は肩こりといっても、
その場しのぎの治療だけではなく、
患者さんの体全身の状態をよく診て、
そしてこれから起こりうる疾患を予測して治療して行くのが、
これからの医学ではないかと考えています。
それに対して私が行っているローリング療法は、
東洋医学と西洋医学の融合性には持って来い!の治療方針です。
ローリング器具
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17:07  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

ALL JAPANのジャージと空手の試合

2009.06.29 (Mon)

患者さんが持って来てくれたALL JAPAN(ラグビー)のジャージです。
ジャパン
昨年、アメリカ代表と試合をしたジャージだそうです。
私はALL JAPANには端にも棒にもかからない選手でしたが、
患者さんがこうして持って来てくれる事に、
感謝しております。

さて、昨日は治療院で仕事をした後に、
子供の空手の試合に行って来ました。
T?1グランプリ
子供たちの試合でしたが、
非常に迫力があり、
凄い気迫が立ちこもっていました。
天志道場T?1グランプリ

この空手(フルコンタクト)ですが、
非常に激しいです。
見ていて回し蹴りが側頭部や顔面に入ったりと、
相当怪我が多いと思いました。
その中で一番気になったのが頬骨々折でした。
これだけ激しく叩いたり回し蹴りが入ったり、
子供達はよく恐れずに頑張る!
はっきりいて「凄い!」の一言でした。
T?1グランプリ・?
患者さんがALL JAPANのジャージを持って来てくれ、
また空手(天志道場)では子供達の凄い気迫を感じたりと、
本当に有意義な一日でした。
11:29  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

潜在能力を引き出す治療

2009.06.28 (Sun)

私はスポーツの現場によく行って治療をします。
練習の時は試合の日にちを聞き、
どれくらいの治療をしてよいかなどのイメージを持って治療をします。
これは選手を診ながらもありますが、
自分に置き換えてイメージを持つ時もあります。
(自分だったら、どれくらいがベストの体になるか!と言うふうにです。)
また、試合の日はあまり時間をかけて治療はしません。
あまり時間をかけて治療すると、
リラックスし過ぎの副交感神経緊張状態となるからです。
試合に選手を送り出す時は、
「さあ行くぞ!絶対に勝つぞ!」と言う、
交感神経緊張状態に持って行かなければなりません。
ただ、この交感神経があまりにも興奮し過ぎると、
選手はプレッシャーを感じます。
そうすると、どこかに痛みを訴えたり、
普段に調子が悪いとするところに痛みを訴えたりする者が出て来ます。
この時に選手としては非常に不安になります。
また、このような選手を見て周りにいる首脳陣は、
「あいつはプレッシャーに弱い!あいつはいざと言う時いつもあんなふうだ!」
と言う人が多々おられます。
私はそれは違うと思います。
プレッシャーに弱いとか強いではなく、選手の体が限界に来ていると言う事です。
選手を批判するのではなく、
選手を労わってやればプレッシャーを感じない選手になるはずです。
そして私は選手の痛みを取って行く訳ですが、
この時に気をつけなければいけない事は、
副交感神経を緊張させてはいけないと言う事です。
ところが痛みを取らなければ選手は今まで頑張って来た成果を発揮できません。
要は、副交感神経を緊張させず痛みを取ってやり、
交感神経を十分に緊張させてやり、
選手の持っている潜在能力を十二分に発揮できる体にしてやる!
と言う事です。
少しのポイントを治療する事で選手は納得します。
「行ける!」と言う気持ちになり、
喜んでグラウンドに走って行きます。
今まで頑張って来た事を十二分に発揮するためには、
しっかりとしたコンディショニングをする事です。
意識と体がマッチして結果が出ます。
どちらが欠けても良い結果は出ません。

普段分からない「潜在的なしこり」が、
あまりにも緊張しすぎて「活動的なしこり」となって痛みが出ると言う事ですが、
この痛みは普段は分からない選手が非常に多いです。
これは普段から交感神経が緊張し過ぎて体が麻痺していると言う事です。
このような状態では自分の体からのシグナルが分かりません。
大事な試合で「自分の力が発揮できなかった!」と言うのは、
ほとんどこれの事を指します。
普段から自分の体を労わり、
自分の体に感性を持てる様にしておかなければ、
大事なところで「悔いを残す!」結果となります。
18:16  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

太陽の光(紫外線)をしっかり浴びる

2009.06.27 (Sat)

今日患者さんと話していて思った事です。
先日、船釣りに行かれました。
久しぶりの釣りで、とても楽しみにしておられました。
ところが、その日は天気が悪く1時間位で港に引き返えされました。
沖に出ると海が荒れていて釣りどころではなかったそうです。
なかには「せっかく来たのだから何とか出来るところに連れて行ってくれ!」と、
無茶を言われる人も何人かいたそうですが、
その方は「この荒れた海では釣りどころではない!」と思ったそうです。
確かに命をかけてするものでもありません。
しかし、この場合ですが、
海が荒れて危険を感じたから釣りを止めた訳だけではないと私は感じます。
私も磯釣りなどに出かけた事がよくありますので、よく分かりますが、
シケた海には何かドンヨリとした感じがあります。
これは何故かという事ですが、
海というのは見て分かる通り海水です。
(海水ですが水です。)
水というのは気孔の考えで「陰の気」になります。
私もまだ気孔についてはまだまだ勉強不足ですが、
シケた海は「陰の気」が飛び交っているのではないかと考えます。
普段、室内で仕事をされて太陽の「陽の気」をしっかり受けていない人では、
この「陰の気」に勝てない、または中和できません。
ですからこの患者さんはシケた海を見て嫌な気分になり、
「釣りなんかより早く帰りたい!」と思ったはずです。
もちろん命を守るべき行動も取られていますが、
これだけではなく上記している事を無意識に感じ取ったはずです。
国によれば水上で生活をされている方もおられます。
このような方を見ていると、よく日焼けをされています。
普段からよく太陽に体を当てて「陽の気」を体にたくさん取り入れておられます。
ですから水上でも十分に生活ができる訳です。
現在のたいがいの日本人の方が、こんな事をすればすぐに体を壊します。
「どこか他のところに連れて行ってくれ!」といわれた方達は、
「陽の気」をしっかり体に溜め込まれているはずです。

ところで気孔の話とは少し意味が違いますが、
私は患者さんに「しっかりと太陽に体を当てなさい!」といいます。
夏になると「紫外線は体に悪い!紫外線対策をしっかりしなければいけない!」と、
どこかのお医者さんなり、化粧品会社のい方々は訴えられます。
確かに紫外線に当て過ぎはいけないでしょう。
しかし、あまりにも紫外線を拒絶する必要はないと私は思います。
オーストラリア、アメリカでは皮膚ガンが多いそうです。
しかし、それは白人の方ばかりではないでしょうか。
オーストラリアにしろアメリカにしろ欧州の人達が移民して来たところです。
欧州の寒いところの人が紫外線のきついところに来る事が、
皮膚ガンが増える原因です。
原住民のアボリジニやアングロサクソンの人達には皮膚ガンはほとんど皆無です。
その地域に耐えれるような体になっているという事です。
また白人の人達は寒い地方に対応できる体になっている事でしょう。
日本人、黄色人種はその中間といっていいと思います。
ですから紫外線を当てる事に神経質になる必要はないと私は考えます。
また紫外線をまったく当てなければ、いろいろな病気の原因になります。
(病気については、ここでは省略します。)

上記している「気孔の考え」、そして「種々の病気」についても、
太陽にしっかりと体を当てる!という事は非常に大事な事だと私は考えます。
紫外線ばかりを悪者にする事に私は共感できません。
09:41  |  健康  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

変形性脊椎症

2009.06.25 (Thu)

脊椎にかなりの変形をされた方がいます。
その変形は、その方をとって様々ですが、
X?Pで確認すると、
びっくりするような写真があります。
はっきりいって新米のDrでは驚くと思います。
変形性脊椎症
(変形性脊椎症のX?Pです)
正常像
(正常像です)
※上の変形性脊椎症のX?Pと下の正常像を比較して頂ければ、
どれだけ変形しているかが分かると思います。

一昔前までは、
腰が90度に曲がったお婆さんがよくおられました。
ところが、そういったお婆さんが元気ではないか?といえば、
そうではありません。
畑仕事をされたり、
家事をされたりと、
X?Pを診て思うよりも、
全然元気な方が多かったと思います。

ではそれは何故か?という事ですが、
昔の方々は、
無意識に自然治癒力を高める方法、
体を温めたり、
ハッキンカイロで足、腰を温めたり、
何か血流を良くする方法を無意識にされていました。
血流を良くする事で自然治癒力を高め、
痛みの回復を計っていた!という事です。

ところが、昔の人に限っては変形だけがかなりの具合で進んでいます。
それは、昔(30年以上前)は栄養状態が現在とは違っていました。
その栄養というのはタンパク質です。
タンパク質が組織の修復を担っている訳です。
いつでも安価で肉が食べれる現在と、
畑仕事や野良仕事をしていた昔、
肉などは高級品の時代、
タンパク質の摂取量は全然違います。

タンパク質が組織の修復を計って行くという事です。

ところが、昔のような90度に折れ曲がった腰をされたお婆さんは少なくなりましたが、
脊椎が湾曲(頚椎、腰椎が港湾している)している方、
頚椎、腰椎ヘルニアで痛みを訴えている方は増えています。

昔の方は栄養状態で脊椎の変形を来たしている!
現在の方は?というと、
昔のように体を動かす事が少なくなり、
(発展した電化製品などにより便利になり過ぎた生活)
筋力の低下が重力を受け易くなり、
そして骨に直接に負担がかかり、
変形を来たしている!

どういう事かというと、
それはストレスによっても骨の変形を来たす!
と私は考えます。

筋力が無くなった分、
筋肉にストレスがかかるのではなく、
直接骨にストレスがかかる!と私は考えました。

とういう事は、
このストレスを取ってあげる!という事が、
骨の変形の予防、修復になるはず!と私は考えます。
このストレスを取るという事は、
やはり血流を良くするという事です。

血流が悪くなれば、
軟部組織に痛みが出て来ます。

昔の方は、
重労働と栄養状態の悪さで変形は来たされていましたが、
血流が良かった分、
痛みは現在程でもなかったと思います。

昔の変形と現在の変形性脊椎症の違いは、
この辺にあったのではないか?と私は考えます。
昔は栄養状態を良くするという事が変形性脊椎症の治療、予防になりますが、
現在は体をよく動かして筋力を鍛え、
ストレスを取ってあげるという事です。

結論ですが、
変形性脊椎症といわれても、
栄養状態、筋力、血流を良くする事で、
痛み、組織の修復は十分にまかなえるという事です。

栄養状態に関しては、
現在の食生活に関しては何ら問題はないと思います。

摂り過ぎは、別の病気の原因になって来ます。
07:27  |  健康  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

病気のオンパレード

2009.06.23 (Tue)

私は病気の原因は
自律神経のアンバランス!

これが一番の原因と考えています

働き過ぎ、悩み過ぎによって交感神経が緊張します
交感神経緊張状態を食べて、飲む事で解消しようとします

それをいつまでも繰り返していると

50歳になった時に
少しずつ病気を抱え込んで行きます

高血圧、糖尿病、痛風、白内障、狭心症、不整脈
腎結石、前立腺肥大など

忙しさのあまりの働き過ぎと睡眠不足は交感神経が緊張します

・高血圧(交感神経が緊張すると脈が速くなり血圧が上がる)

・尿管結石(ハイゼツが悪くなり尿の老廃物がたまる)

・痛風(ハイゼツが悪くなるため尿酸がたまる)

・前立腺肥大(分泌物の貯留と繊維化)

・白内障(血流不足によるタンパク質変性)

・狭心症、不整脈(血管が収縮して血流が悪くなる)

このようには働き過ぎ、食べ過ぎは
ますますの交感神経を緊張させて行き

病気のオンパレードに突入して行きます

また女性の場合に多いのが
50歳前後になり骨粗しょう症になられる方がおられます

その場合、ビタミンDを処方されます
骨を丈夫にしようとビタミンDを飲用する事に

ある危険性がある事を知っておかなければなりません

基本的に骨を丈夫にするためには
食事、運動、日光浴が必要です

この時、体で作られるビタミンDに重要な役割があります
ビタミンDは、コレステロールから肝臓、腎臓で作られます

これが、骨を丈夫にする基本です

これらを一切無視してビタミンDだけを補充すると
ビタミンDの体への吸収が困難です

ビタミンDはコレステロール骨格を持っています

動脈硬化、老化の促進、発ガンを促すという事です

体で作られるホルモン、ビタミンほど
外から摂取したときに危険性があるという事です

日光浴ですが
アメリカ、オーストラリアのような紫外線の強いところに皮膚ガンは多いです

これは何も紫外線だけが原因ではありません

アメリカ、オーストラリアは元々
イギリスなどの北欧の寒さに強い白人が移民しています

北欧からきた白人に皮膚ガンが多いわけです

原住民のアボリジニ、インディアンの方々には
皮膚ガンはほとんどありません

紫外線に強い場所で生活できるように
そのような皮膚に遺伝的になっています

そして日本人ですが
どちらともいえない黄色人種です

日本人はそこまで神経質になる必要はないと思います
(紫外線を当てると、すぐに皮膚が赤くなる人は別ですが!)

十分に紫外線を当てて
カルシウム、ビタミンも摂取して骨の強化を計ればいいわけです

以上、話しが長くりました

私も今月で47歳になりました

中年になって来ると
やはり体についての心配も出てきます

少しでも参考になれば幸いです

※ストレスを感じておられる方
是非ローリング治療を受けて診て下さい

ストレス緩和のお役に立てるはずです
器具

ラグビー治療院
http://www.ashiya-rolling.com
12:27  |  健康  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

骨折

2009.06.22 (Mon)

骨折と言う診断はドクターの指示のもとx-pを撮り、
そのx-pに基づいて診断名を下します。
ところが私たち柔道整復師には診断権がありません。
もちろんx-pも撮れません。
したがって私たちは外傷を診て、
骨折の可能性があればドクターに対診させるという形を取ります。
ここまでの言い方であれば「なんだ!ドクターに任せておけばいいんだ!」と、
簡単に思われるかもしれません。
ところが誰が診ても「これは折れてるわ!」と言うような症例であれば問題はありませが、
そのような症例は私たちが診るまでに病院に行かれているか、
既に周りが病院に搬送するように動いています。
ヤンキースの松井選手の場合はcolles骨折であり、
フォーク背状の変形をきたし誰が診てもわかります。
私たちに回って来る患者さん、選手の場合「これどうかな??」と言う症例がほとんどです。
この時、ただ単に「骨折していたらいけないから、x-pだけ撮っておこう!」と、
これだけで済ましてしまえば、
「なんやコイツは!役にたたんな!」と、まず思われます。
しかし、x-pなしでは診断はできません。
その時が私たちの勝負になります。
参考書を見れば診察の仕方がいろいろと書いていますが、
文献のものは、いちいち診察などせずとも「診れば分かる!」と言うものばかりです。

ある整骨院の先生が言われていました。
「棒を一本置き、その上に布団を敷きなさい!
ふとんの上から触る練習をすれば、その感覚で骨折線は必ず分かる!」

またある鍼灸の先生が言われていました。
(これは現場では役にたちません。普段の臨床で役にたつ事です。)
「患部に灸をしなさい!骨に異常がなければ腫れはひいていきます!
腫れがひいていなければ骨折です!」

柔整の学校に行っていた時に、ご教授して下さった先生が言われていた事です。
「自分の目をx-pにしなさい!」

私は数多くの骨折、打撲、捻挫の患者さんを診てきました。
いずれもいろんな患者さんに試してみましたが、
どれも私にはピン!と来ませんでした。
なぜなら、その診察方法はその先生方が長年の経験から試行錯誤して来た結果、
知らず知らずのうちに、そう言った感性が育って来たものと思われます。
「こうすれば骨折線が分かるから、こうしよう!あの先生はこうしているから、こうしよう!」
見よう見まねでその先生方と同じ事をしても分かるはずがありません。
それまでのプロセスが違いすぎます。
だからと言って「その先生方に劣るか?」と言えば、そんな事はありません。
長年、外傷の方を診ていると、
私なりにも何か分かって来たように思えます。
私はラグビーの試合によく行きます。
ラグビーと言うスポーツはとにかく怪我が多いスポーツですが、
怪我人が出た時には真っ先に走って行けるようになりました。
20代半ばの頃は、参考書を見ながら怪我人を診ていると言った感じでした。
今は、まだまだ未熟者ではありますが、
考える前に先に体が動くようになって来たと思います。
(自慢のように聞こえますね!)
選手には今までの経験(良かった事ばかりではありません。
恥をかいた事も多々あります。)をキメ細かに伝えるようにして診察します。
分からなければ分からない理由、x-pを撮る必要性のある者にはその必要性の理由、
とにかくキメ細かく一生懸命に伝えるようにしています。
この時に選手は診察だけでなく、必ずその施術者、トレーナーの人間性を見ます。
「金にもならない!邪魔くさいな?!」なんか思えば、すぐに感づかれます。
これも私の経験です。
脱線してすみません。
とにかく、上記している事の積み重ねで必ず感性が芽生えてくると信じています。
私は同じ骨折でも箇所によって診察の仕方は変わります。
時には、ある処置を行い一晩様子を診る時もあります。

骨折一つ取っても感性と言うものが非常に大事になってくると言う事です。
教科書通りの診察では信用は得られません。

以上ですが、
細かく言い出したら、こんなものではありません。
一言で「ドクターに対診さす!」と言っても、非常に勇気がいる時もあります。
「さすが先生や!レントゲン診んでも分かったで!」と、
すごい名医のように言われる事もあれば、
「大した事なかったわ!」と言われ、嫌な顔をされる事もあります。
勉強しかありません!
23:41  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

胸腺

2009.06.21 (Sun)

胸腺の働きが明らかになったのは、
今から40年程前からです。
生まれつき免疫反応に異常がある人の胸腺は、
発育不全だったり決失していることがわかりました。
それ以来、胸腺は免疫力を生み出す臓器ではないか、
と考えられるようになりました。

この考えは、マウスの動物実験で証明されました。
生まれたばかりのマウス(出生後3日以内)の胸腺を摘出すると、
リンパ節や白脾髄ができていません。
マウスは免疫不全を起こします。
しかし、成体になってから胸腺を摘出しても、
リンパ節や白脾髄が消えるわけではなく、多少萎縮するだけです。

胸腺は20歳くらいまで重量を増して30gにまで発達します。
その後は加齢による退縮がはじまります。
胸腺は免疫系の中でも最も進化した免疫臓器で、
外来抗原向けのT細胞をつくります。
このことは若い活動が活発なときにこのT細胞を集中してつくっていることを表しています。

つまり、新生児期に胸腺はT細胞を送りはじめ、
末梢免疫臓器に定着したT細胞はそこで再分裂を繰り返しいる(抗原などと反応して)ことが
わかります。
しかし、その後も末梢に送り続けてはいます。

胸腺の衰えは、リンパ球の数、機能低下と深く関係し、
老化に伴なう免疫不全の原因になることがはっきりしました。
先人が胸腺は「若さ」の器官と考えたのも間違いではありませんでした。

胸腺は リンパ球の教育の場です。
マウスの実験以来、胸腺は免疫機能の中枢を担う器官として研究され、
今日、胸腺は未熟リンパ球に自己の成分と非自己の異物(細菌やウイルス、ガン細胞など)
の区別を教え、
いろいろな機能を持った ?リンパ球に分化成熟させるという、
いわば教育の場であることが明らかになっています。
 
       骨髄リンパ製造工場
           
            ↓(未熟リンパ球・入学)
       
       胸腺・リンパ育成教室

            ↓
       
       (リンパ球・卒業)
       ヘルパー (抗体を産生するBーリンパ球を助ける)
       キラー (ウイルスが感染した細胞やガン細胞を殺す)         

このように ?リンパ球は免疫反応の司令塔の役割を果たしています。

免疫力を整える胸腺因子 ?リンパ球の分化成熟には、
胸腺ペプチド(アミノ酸が数個?数十個連なった分子をペプチドといい、50個以上連なったものをタンパク質といいます。)や
サイトカイン(免疫細胞が生み出す生理性物質。)といわれる因子が不可欠です。
免疫分子はこれらの因子をとおして情報を交わしていると考えています。
因子の中でもサイモポエチンは詳しく研究され、
すでに、ドイツ、イタリアでは1985年から先天性免疫不全症やガンによる二次性免疫不全、
自己免疫疾患などの治療に用いられています。

胸腺について書かしていただきました。
一言でいうと、胸腺は ?リンパ球の成熟、活性に関わっています。
胸腺という器官はストレスにひじょうに影響されます。
人の体の中では、一日に200?300個の前駆・異形細胞(ガンなど)ができています。
このときにキラー が働きます。
このキラー の働きによってガン細胞などの異形細胞を消滅さします。
このときにストレスによって胸腺の働きが弱ければ、
ガン細胞に打ち勝つことができません。
常日頃からストレスをためないように心がけてください。
病気にならないように、病気に打ち勝つためにです。

抗ガン剤について少し書かしていただきます。
抗ガン剤は目がありません。
殺ガン剤ではありません。
ガンだけを殺すものではありません。
自己のものであれ、異形のものであれ、関係なく作用します。
(作用というほど甘いものではありません。)
ガンが治っても、新たなガン細胞に打ち勝つための免疫力が、
備わっていないようになっています。

私はある程度の抗ガン剤は必要だと思っています。
それ以上に免疫力をつけておくということが大事だと思っています。
10:09  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

たばこ

2009.06.20 (Sat)

今日、患者さんが言われていましたが、
「たばこ」を止めたために3ヶ月で10k太ったそうです。
「一日何本吸ってたんですか?」と聞くと、指で3を示されます。
私は、「たばこ」が体に絶対にいけないことはないと思っています。
一日五本くらいなら、逆に体にいいと思っています。
それくらいの数であれば、体は副交感神経反応を起こします。
ストレスで緊張している体に「たばこ」を吸えば、
ストレスも取れるはずです。
私はその患者さんが3と示されたので、「3本くらいか!」と思い、
「3本くらいなら止める必要はありません!むしろそれくらいであれば、
吸ったほうが体にはいいですよ!」と言いました。
そして次に交感神経と副交感神経のバランスについて語ろうとしましたが、
その患者さんが言われます。
「先生ちゃいますよ!一日3箱ですわ!」
一日3箱と言えば、数で言うと一日60本、
「そら?!あかんわ?!」
私は、なんでもかんでも「たばこ」を絶対にいけないと言う風潮に共感しない考えで、
適度であれば体に良いと思っています。
テレビでガンの発生原因に、絶対に「たばこ」が出てくるのを見ると、
「たばこ」だけの責任にするなよ!その前に薬の常用も原因と違うか?!
と言いたくなります。
ところが、一日60本は吸いすぎです。
副交感神経が緊張するどころか、体の中は活性酸素でいっぱいだと思います。
活性酸素が臓器を攻撃していきます。
病気になるのは当然です。
適度な本数であれば、ニコチン、タールを廃絶しようとして副交感神経を刺激していきます。
体にはいい反応が起こります。
この患者さんの場合は、「たばこ」を止めたためにストレスをため交感神経緊張となられ、
そのため食べることにより腸管を動かし、副交感神経を刺激され、
交感神経緊張状態からの脱却をはかっておられます。

私は一概に、「たばこ」は体に絶対いけないと言うことに共感できません。
しかし吸いすぎは、定番通り体にいいはずはありません。
確かに「たばこ」の吸いすぎはガンの発生原因になりますが、
その他にも原因はあるはずです。
例えば免疫力を下げる薬の常用は、発生の原因の上位に食い込むと思いますが、
「たばこ」だけの責任にしていると、私には思えますが!
17:22  |  健康  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

コルセット

2009.06.19 (Fri)

ラグビー選手の治療ですが、
腰椎のきょく突起を骨折と診断された選手の治療です。
X-Pを診ていないので、よく分かりませんが、
確かに腰椎の第3、4に圧痛があります。
これはこれで仕方がない訳です。
これは日にちが経たなければ仮骨は出来ません。
問題に思ったことは、
コルセットをしていることです。
コルセットをすると筋肉の硬直が始まります。
そして、もちろん筋力も低下します。
とにかく、筋肉の硬直を取り、
すぐにでもリハビリ、筋力トレーニングをするべきです。
とにかく私に出来ることは治療です。
筋肉の硬直、それから来る痛みの除去に取り組みました。
腰椎の可動域を診ています。
ほとんど回旋、捻転が出来なくなっています。
Dc132.jpg
このように、脊柱起立筋、腰方形筋、腹斜筋を治療して行きます。
もちろん、腹部もほぐし内臓の動きもよくしてから腰部の治療に入っています。
Dc136.jpg
そうすると、このように動くようになります。
Dc137.jpg
次にハムストリングスを治療します。
というのは、私はハムストリングスというのは体のポンプと考えています。
ハムストリングスを治療して行くと、
体中の緊張が取れて行きます。
あるDrによれば、
ふくらはぎ(下腿部)をほぐせば、点滴の薬が入って行きやすい、
ふくらはぎは体のポンプ!
というDrもいますが、
これはその人の感性によるかもしれませんが、
私はこれをハムストリングスと考えています。
まず、硬さをチェックします。
ほとんど、屈曲しません。
Dc114.jpg
このように、治療をして行きます。
Dc115.jpg
ハムストリングスはほぐれて、つまりが取れると、
かなり動きやすくなります。
Dc116.jpg
これだけの治療をすると、
かなり、動きもよくなるし、
筋力トレーニングもやり易くなる訳です。

本当に「現場に出てなんぼ!」という言葉が私は好きなんですが、
現場に出ると、いろんな刺激、考えさせられるものがあります。
12:29  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)
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