捻挫の要因

2009.07.31 (Fri)

写真を見て頂ければお分かりになると思いますが、
足関節の捻挫です。
中道さん、妹の捻挫
この方はまだ小学3年生で、
捻挫をするのは初めてでした。

私は常日頃から言っていますが、
怪我には必ず何らかの要因があると考えています。
今回はその要因の一つについて書きたいと思います。
その一つですが、下肢の長短です。
下の写真ですが、
右下肢が短くなっています。
中道さん妹の足・?

これを左右、同じ長さにします。

中道さんの足・?
「たかがこれくらい!」と思われるかも知れません、
しかし、このちょっとした事で怪我の要因の一つになると私は考えています。

普通であれば、
捻挫の局所だけを治療されるかも知れませんが、
私にはどうしても怪我をされる方は、
同じ人が多いように思えます。
いつも同じ人ばかりとは限りませんが、
私は捻挫一つとっても何らかの要因があり、
それを探し、指摘してあげ、
そして、取り除いてあげるのが真の治療ではないか!と考えています。
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19:12  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

生活習慣性腰痛

2009.07.31 (Fri)

「生活習慣性腰痛」とは聞きなれない言葉ですが、私が思いついた言葉です。

今日来られた患者さんで、ひどい腰痛の方がおられました。

この方を治療していて思ったのですが、上に書いたとおりの患者さんです。

簡単にいうと「食べすぎによる内臓の酷使、運動不足の筋力低下」による腰痛のことです。

運動という運動をしなく、仕事で座りづくめ、それとも立ちどうし、

そして足腰を冷やしての血行不良、

それに伴わない食事の量、内臓がくたびれています。

この様な人に限り、「使い痛めの腰痛かな?」と言われます。

確かに使い痛めの腰痛もありますが、この場合、使わないための腰痛です。

住居でも使っていない家は廃墟になります。

このことが人間でも同じことが起きると私は思います。

「もっと足腰を使いなさい!」という体からのサインです。

使いすぎは内臓です。腰痛のときは軽めの食事で内臓を休めてあげなければなりません。

「生活習慣性腰痛」は使うところを使わない、使わなければいけないところを使わない、

体の摂理から反する、逆のことをされている腰痛です。
17:43  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

ACL損傷、術後

2009.07.30 (Thu)

最近はACLを損傷すると、
容易に手術をされる感じがします。
もちろん、損傷具合、スポーツの種類、またはそのポジションによって、
手術適用は様々ですが、
私がいつもいっているのは、
まずは、リハビリによって、
スポーツにおける現場復帰を試みるべきと私は考えています。
というのは、
ACLというのは人によってその硬さ、柔軟性は様々です。
それを、外から手を施して全く元の状態に戻す!という事は、
不可能です。
ご自分の持っているACLの硬さ、柔軟性が頭の中にあります。
ところが、手術をされると、
頭にあるその方のACLの感性と、
手術をした結果の硬さ、柔軟性に必ずギャップが出ます。
それが必ず腰、大腿部などに弊害となって現れます。
それが、アスリートとしてのパフォーマンスを下げる!
という事になります。

ところが、手術をすれば、
スポーツにおけるパフォーマンスが上がる!
という方もおられます。
これは手術をして見ないと分からない事ですが、
私が診ている限り、
良くなる事は、まれです。

結論ですが、
ACL再腱術、確かに必要な時も多いです。
しかし、それにも、その方にもよりますが、
まずは、リハビリ、治療に専念すべき!と、
私は20年以上の治療家としての経験から、
感じています。
(上記している事がすべてとはいえません、
その方の環境や損傷具合によって手術の方が良い場合も多々あります)
11:51  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

小学生のOA

2009.07.28 (Tue)

臨床をしていると、
小学生の骨の変形が最近やたらと目に付きます。
頚骨内側顆の変形
上の写真の方ですが、
サッカーをされている小学校6年生の男性です。
この方の主訴ですが、頚骨内側顆に痛みです。
治療はその痛みを緩和、消失させれば良い訳ですが、
一番大事な事は、
なぜ、小学生の子供に骨の変形が出るか?と言う事だと思います。
この方の場合、右の踵骨にも痛みがあります。
ここで私なりに考えました。
まず、右の踵骨に痛みがあると言う事は、
右の下腿三頭筋の筋肉に緊張があり、
負担がかかっています。
なぜ負担がかかるか?
この時に足指を診ました。
すると、足指がハンマートゥーのように、
屈曲しています。
と言う事は、右足だけに重心をかけ、
右下肢に全体重をかけていると思われます。
と言う事は、
左足は振り子のような状態になっているはずです。
すると、振り子のようになっている足に歯止めをかけるため、
内転筋に力が入り、負担がかかっています。
そのために左頚骨内側顆が引っ張られ、
突出して変形して来ていると考えました。
この事から、痛みを取る治療だけでなく、
重心を右足だけにかけるだけでなく、
両足に体重をかける歩き方、
これも指導しました。

以上ですが、
人それぞれ考え方は違うと思いますが、
このように、自分なりに考える事が重要だと思います。
11:37  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

仮病の危険性

2009.07.28 (Tue)

仮病を辞書で調べると、
うその病気。にせ病。
「?を使う[=病気のように見せかける]」と、書かれています。
誰もが仕事、学校を休みたい時があります。
その時に「お腹が痛い、体がしんどい」などと、
一度や二度嘘をついた事があると思います。
私にも小学生の頃に仮病を使ったために、とんでもない事になった事があります。
その当時、私は剣道を習っていました。
その稽古が嫌で嫌で仕方がありませんでした。
そのような事を思っていた時、
クラスメートの二人が立て続けに盲腸で入院されました。
そして、テレビを見ているとピンクレディーのケイさんも盲腸で入院されました。
クラスの中で「盲腸って流行るのかなぁ??」と言う意見が出て来ました。
私は「これや?!」と思い、少しお腹が痛かっただけの時に、
「盲腸かもしれない!」と親に言ってしまいました。
すぐに親は私を病院に連れて行きました。
血液検査の結果では何の異常もありませんでした。
当たり前です。
ところが、その病院の院長が、
「このまま放っておくと将来盲腸になるかもしれない!」と、
訳の分からない事を言い出しました。
気がつけば、手術台の上でした。
この時に私は二度と仮病はつかないと思いながら、
いくら金儲けとは言え、「メチャクチャしよる!」と、子供ながらに思いました。
何が言いたいかと言うと、
意識が現実を巻き込んで引っ張って行くと言う事です。
冒頭に仮病の意味に、「病気のように見せかける」と書きましたが、
そのように見せかけなければ周りからの信用はもらえないために、
病人に成り済ませます。
病気に見せかける事によって病気を作って行くと言う事です。
私の小学生の頃の経験は極端かもしれませんが、
剣道を休みたいがためについた嘘がばれるのが嫌なために、
言いたい事も言えずに、どこも悪くないのにお腹を切られるまで突き進みました。
この経験からも私が言える事は、
仮病をすると言う事は病気を作る事だと認識しています。
11:07  |  健康  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

大学生の腱鞘炎

2009.07.27 (Mon)

大学生の方が腱鞘炎で来られました。
女性の方です。
総指伸筋腱といって手首の真中、背側にあるところです。

私がこの場合気になったのは、手首ではありません。
姿勢です。
完全な猫背になられ、膝も少し折れ曲がっています。
そして、その方のクツを見ました。足の先が尖ったハイヒールです。
「やっぱりな?!」

足の先が尖っていると足の指に力が入りません。
住宅でいうと基礎がグラグラの状態です。
体のいろいろなところに力が入り筋肉が緊張します。
必要以上の活性酸素もでます。

そしてかかとが高いため体全体が前に倒れます。
前に倒れる訳にいかないので、膝を曲げます。
そうすると膝から上が後ろに倒れるため、今度は腰を丸めます。
女性らしい丸みのおびたヒップがなくなり、女性らしくないお尻になります。
次は胸椎で背中から上を後ろに倒しします。
今度は胸椎上部で首から上を前に倒します。
その次は首で頭を後ろに倒します。

これがなぜ腱鞘炎と関係があるかといえば、
背中が前に曲がってくることにより肩関節の動きが悪くなってきます。
上肢にいく血流が悪くなります。
首のところで神経が圧迫されているため過敏になります。
普段必要以上に負担をかけているところに痛みがでます。
そして少し位の痛みは我慢するため腱鞘炎がでます。

私はどうしてもここまで診てしまします。
これらを考えてしまうため治療は全身です。

「あんなクツ履いてたらあかんよ!」と言いましたが、
「手首とどう関係あるの?」という顔をされました。

電車に乗っていてよく見かけますが、若い綺麗な女性であっても、
ハイヒールを履いていれば、まずこのような姿勢になっています。

つねに履くのはよくありません。
時と場所を考えなければならない時、デートの時ぐらいにしておいたほうが良いと思います。

腱鞘炎だけでなく内臓にもよくありません。
15:48  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

疲れやすい人、疲れが取れにくい人

2009.07.26 (Sun)


私は以前、「疲れが取れない!」と言ってくる患者さんは、
過度の労働、ストレスが原因と思っていました。
ところが、そういう患者さんを見ていると何も仕事をしない、
何もストレスを感じていない人に多いように思えてきました。
現代社会は何も不自由のない生活がしいられています。
便利になり過ぎた電化製品により楽になり過ぎた労働、
少しお腹が空けば甘い物をつまみ食いできる食生活、
暑さ寒さを感じなくてもいいようになった冷暖房機能、
このように、人類が何の不自由もない生活ができるようになったのは、
ここ最近のことだと思います。
その以前まで人類は暑さ寒さ、空腹感に耐えてきました。
歴史の流れから人間の体は、ある程度のストレスに耐えるように出来ていると言うことです。
ストレスを処理する受け皿が出来ていると思います。
この受け皿をまったく使わずに、あまりにも楽をしすぎる生活は
人間の体にとって良くないと思います。
(この受け皿をこえるストレスもいけません。)
楽をし過ぎれば血管は開きます。
そうすると心臓に負担がかからなくなり血圧が下がります。
血液の循環が悪くなり組織に血流が停滞していきます。
体がむくんでいき慢性的に体が疲れます。
このような人は「心臓が弱っているから!」とよく言われますが、
「心臓を使っていない!」と言ったほうが適切だと思います。
このような人の血流を測定してみると、
血液の流れは非常に緩やかです。
血液が活性していかず赤血球が少なくなっていきます。
十分な酸素を取り込めません。
ますます体を動かさなくなっていきます。
(逆に赤血球は体を動かし刺激を与えることで増えていきます。)
このような人が体に良いからと言っていきなり山登りなどのハードなことをすると、
非常に危険を伴ないます。
十分な酸素を取り込めません。
心臓に負担がかかり過ぎます。
体がだるくて仕方がないと言われている人は毎日少しずつでいいですから、
運動を始めていくべきです。
3カ月続けていくことで血液も活性し、赤血球の数も正常にもどるはずです。

緊張し過ぎの交感神経緊張状態もいけませんが、
楽をし過ぎの副交感神経緊張状態も体の破綻を招きます。
21:40  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

変形性膝関節症

2009.07.25 (Sat)

よく来られる患者さんで、骨の形が変形してしまっている患者さんが多数おられます。
一番多いのは、膝ではないかと思います。「変形性膝関節症」です。
この症例の原因は様々ありますが、私は大きく二つに分けています。

まず一つは、運動不足、普段からあまり足を使わずに起こるものです。
膝というところは、その方の体重がもろにかかるところです。
筋肉の力が弱ったり、関節を支えている靭帯の支持力が弱ると、体の体重が支えられなく
なります。関節がグラグラの状態になってきます。
筋肉、靭帯で支えられなくなるため骨で支えようとします。
骨というところに支持力はありません。
そのため余分な骨を作り、その余分な骨で体を支えようとします。
普段、なくてもいいようなところなので、周りの組織はそれを排除しようとします。
そのときに、人間が本来もっている自然治癒力が働き痛みが誘発されるものと思います。

今私が診ている患者さんで、変形性膝関節症とともに「喘息」も発症した患者さんが
おられます。
この方の場合、今までの生き方に問題があったと思われます。
失礼ですが、この患者さんは裕福そうな人であります。
今までの運動不足、ストレスのまったくない生活が病気を引き起こしたものと思います。
治療は膝への血流を良くしてあげ、とにかく痛みがあっても足を動かすというアドバイスです。
そして家にじっとしているばかりでなく、買い物などにも出かけ人と接し、
体に刺激を与えるということを言っております。
治療を開始して一ヶ月しないのですが、だいぶ痛みがましになったと言われ、
春に、家族で沖縄に旅行に行く計画をたてているそうです。
血行を良くしてあげ、筋肉を鍛えることで、ある程度の変形は退縮します。

二つ目は酷使しすぎの使い痛めです。
以前、元横綱の曙の膝のレントゲンがテレビで拝見しましたが、完全に変形してしまい
クッションの役割をする半月板もほとんど磨り減っている状態でした。
これは体重の負担と完全な使い痛めです。
筋肉、靭帯を酷使しすぎて骨に負担がかかり、骨で体を支えようとします。
そのため変形が進んできます。
この場合は、膝への血行を良くしてあげ、練習の量を減らすことです。
治療だけでは治りません。
対症療法(ステロイドによる局部注射、腫れを抜き痛み止めを注入する注射「アルツ」、
湿布、インドメタシン)では、なんの解決にもなりません。
これは一つ目にも言えることです。

私は、これら二つに大きく分け患者さんに接します。
しかし、普段臨床をしていて、一つ目の人が圧倒的に多いです。
やはり人間の体は使わなければいけません。
変形、痛みが進み、いつまでも使わなければ以前にも書きましたが、
そのようなところは廃墟化してしまいます。
使い物にならなくなってしまします。
そういうところは、また次の廃墟を生みます。
膝でいえば下半身にきます。
直腸、膀胱、子宮、前立腺、睾丸など重要な臓器や器官があるところです。
これらに血流障害がおこり、いずれなんらかの病気が引き起こされます。

ただの膝痛となめてかからず、痛みというのは体からのなんらかのサインです。
必ず専門家に診てもらい、きっちりと治すべきです。
11:21  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

動かなくなったところの治療

2009.07.23 (Thu)

私は以前に動かなくなったところは動かなくなる所を作ると、
五十肩のブログに書きました。
どう言う事かと言うと、
五十肩になり「放っておけば勝手に治った!」と言われる人がいますが、
これは治っている訳ではなく痛みが取れているだけで、
肩関節の機能障害大なり小なり必ず残存しています。
痛みが取れてからその機能障害を治そうとしても、
体が「もう、この肩は動かさなくていいのか!」と言うふうに認識していますので、
なかなか治らないと言うのが現実です。
五十肩の場合、痛みが出ると言う事は「もっと肩を動かしなさい!」と言う、
体からのシグナルだと私は考えています。

そして、こう言った個所はまた次の痛みや動かなくなる所を作ると私は考えています。
商店街で一店舗が店を閉じると、
少しずつ客足が遠のき次の閉店を招きやすいと私は思います。
私は五十肩の患者さんを診ていて同じように思える訳です。
だからと言ってそのような個所が「絶対にダメなのか!」と言う訳ではありません。
ある整骨院の先生が言われていた事があります。
そんなに忙しくもなく、暇でもなくと言った仕事具合だったらしいですが、
ある時、近くにスーパーが出来たそうです。
すると、その先生の整骨院も大変に忙しくなられたそうです。
私はこの事を思い出しました。
一つの店が閉店して雰囲気が悪くなり、
その空き店舗を何とかしようとするのではなく、
周りを活性していけば良いと思います。
ただ、個人でスーパーを作る訳にはいきませんので、
まず個人で出きる事をすれば良いと思います。
自治会の仕事をする、周りの商売人の人達と協力して地域の活性を計る。
これらをする事で必ずその地域は活性し商売も必ず繁栄すると思います。
そうすれば、シャッターを閉めている店舗に「この店で商売をしようか!」と思われる人が、
必ず出て来るはずです。
私はこれが人間の体でも同じ事が起こると考えています。
動きの悪くなった所をいきなり動かすのではなく、
周りの健康な所から動かして行くように考えた方が、
機能障害を起こしている個所に必ず良い影響が出るはずです。

これが私の考えている動かなくなった所の治療です。
これでも、まだ動かなくなった所を治療もせず、動かしもせず放っておけば、
それは廃墟となり、また次の廃墟を作って行くでしょう!
08:59  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

五十肩

2009.07.21 (Tue)

昨日まで何ともなかった方ですが、
朝から「肩が上がらない!」と言って来院されました。
私は治療家として24年間この仕事をしていますが、
この五十肩だけは一回、二回の治療だけ治癒した事は、
診た事がありません、
今回も自分に出来る事は出来るだけしようと思い、
ローリング、超音波、鍼治療と施して見ました。
治療終わった時には「少し楽になった!」と言って頂きましたが、
私自身、もう少し動き良くなって欲しかった!と言うのが実感です。

私はこの五十肩で一番大事な事は、
早く治すと言う事だけでなく、
一度、自分の生活に無理が無かったか!
それを見つめ直す事が重要だと思います。
この五十肩だけは焦っても、
すぐに治ると言う事は無いからです。
そうすれば、局所の状態を知る事も大事ですが、
やはり、自分自身の生活を見つめ直す、
ここから治療が始まり、
そして、今後来るかも知れない病気の予防にもなると思います。

(五十肩の患者さんに鍼治療をしているところです)
五十肩の鍼治療

私はここで少し言っておきたい事がありますが、
ちまたに、五十肩でも何でも簡単に治すような事をうたっている看板やH.Pを見かけますが、
こう言った所は信用出来ないと思います。
上記していますが、
五十肩という疾患、
簡単に治るようには私には思えません!
12:16  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)
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