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こじらした捻挫

2009.07.10 (Fri)

捻挫と言えば一般的に軽症のように捉われがちですが、
アスリートにとっては、そんな訳には行きません。
捻挫というのは体の関節であればどこでも起きますが、
とくに膝、足首に多発します。
今回は足首について書きたいと思います。
足首といってもいろいろな靭帯が存在します。
まず、その靭帯のどの箇所を負傷されたか?
という事を診なければなりません。
この場合、お分かりとも思いますが、
一番重要になってくるのが前距ひ靭帯という靭帯です。
この靭帯を一度損傷されると、
どうしても、ある程度の動揺性を残してしまいます。
というのは、治りきる前にスポーツに復帰されるケースが多いからです。
しっかりと最初に処置、治療、リハビリに専念すると、
予後は比較的に良いものだといえます。
これは私の経験上からもいえます。

そして題材にありますが、
「こじらした捻挫」、どういう事かといいますと、
関節において硬くなければいけない所が緩くなり、
緩くなければいけない所が硬くなるという事です。
そうすると関節はガチガチになってきますが、
再びに捻挫が起き易い関節になり、
また、関節はもとより、いろいろな所にも弊害が出てきます。
足が攣り易くなったり、
膝のいろんな所が痛くなったり、
股関節がガチガチに硬くなり足が上がりにくくなったり、
大腿二頭筋、内側ひ腹筋の肉離れが多くなったりと、
考えるとキリがありません。
下の写真をご覧ください。

足が長靴状態になってきています。
これは目に見えない中で、
血流障害が起こり、硬くなりすぎている筋肉、腱、
再生出来にくくなっている靭帯になっているという事です。
とにかく、この長靴状態を元の良い状態に戻す事が先決です。
とにかく、足首に血流を送るという事です。
下の写真をご覧ください。
Dc91.jpg
これは一回だけの治療だけでは非常に難しいですが、
先ほどとは少しですが、足が細くなっています。
Dc92.jpg
この捻挫の治療というのは、
決して簡単ではありません。
しかし、捻挫はスポーツには付き物といっても過言ではないと思います。
とにかく、ちょっとした捻挫に限らず、
慎重に専門家の意見をよく聞いて、
治療、リハビリに専念してもらいたいと思います。
あまく見ていると、
アスリートにとっては致命的な障害になってきます。
痛みだけでなく、
後のパフォーマンスにかなりの影響を及ぼしてきます。
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