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アルツ

2009.07.15 (Wed)

患者さんでアルツと言う注射を月に一回されている方がおられます。
アルツと言う注射は変形性膝関節症に用いられる注射です。
この注射をしてもらうと膝はかなり楽になります。
ところが先日レントゲンを撮ってもらうと「変形が進んできている!」とドクターに言われた
そうです。
この患者さんはこの注射をしてもらって約2年位になります。
こんなに注射をしてもらっているのに「何故変形が進むのか?何故治らないのか?」
と疑問に思い、自分なりに考えてみました。

まずこの注射は薬を入れる前に膝に溜まった水を抜きます。
そして痛み止めをいれます。
その次にヒアルロン酸を入れて関節面のコーティングをします。

まず膝の水を抜くと言うことですが、この水と言うのは膝のどこかに炎症があり、
その炎症を修復したり防御しようとして溜まります。
また骨と骨との潤滑液でもあり、動きをスムーズにしてくれていますが、
炎症があるため動きが悪くなり、必要以上に水が溜まります。
水を抜くと言うことはこれらの反応を完全に無視して排除すると言うことです。
(ただ、私の本音はあまりにも腫れ(水)がきつい場合は抜いてあげた方がいいとは
思いますが。)

次に痛み止めを入れると言うことですが、痛み止めは血流を抑えます。
血流を抑えると言うことは、組織の修復ができないと言うことです。

次にヒアルロン酸を入れて関節面をコーティングすると言うことですが、
関節面の修復ができていないのに薬で関節面をコーティングすれば、
体は「修復しなくていいのか!」と言うふうに認識してしまいます。
自然治癒力の意識が低下すると言うことです。

注射をすることにより、上記している三つの役割がなくなってしまします。
そして、あと関節に残っている組織と言えば、骨しかありません。
そのため骨でカバーしようとして、「骨が出て来て変形して行く!」と考えました。
また、「骨でなくても筋肉があるではないか!」と思われる方もおられると思いますが、
このような人は筋力も低下しています。
支持力がありません。
筋肉で関節を支持できない分、骨で関節を支持しようとします。
そのために骨に負担がかかってくると考えます。

結論ですが、血流を良くして人間本来持っている自然治癒力で組織の修復をはからなければ
注射だけに頼っていると骨の変形はどんどん進み、
本当の意味での治癒はないと言うことです。
もちろん足をよく使って筋肉を鍛え支持力をつけ、
骨にかかる負担も減らすと言うことも当然大事なことです。

何か分かったような事を書きましたが、間違っていることも多々あると思います。
しかし、間違っていようがなかろうが自分が考えたことをブログに書き、
行動に出ると言うことが非常に大事なことだと私は考えています。
人それぞれ考え方は様々だと思います。
その考え方が勉強になってくると思います。
教科書通りでは、感性が生かされていないと私には感じられます。
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