睡眠時間

2009.09.30 (Wed)

患者さんに「先生は睡眠時間どの位ですか?」と聞かれました。
私はいつも12時位に床に入ります。
そして朝はいつも7時に起きます。
だいたい7時間位寝ます。
それを聞いた患者さんは「やっぱり、そんなもんですか?!」と言われます。
みなさんもだいたいこの位の睡眠時間ではないでしょうか。
どの文献を見ても7?8時間位の睡眠時間が最適のように書いています。
テレビでも同じようなことを言っています。
また、これ以上寝ると長生きできないデーターも出ていると言います。

私がいつも言う睡眠時間とは、その人に合った睡眠時間です。
普段肉体労働をしている人と、仕事をしなくいてもいい隠居生活の人と、
同じでいい訳がありません。
普通の人でも、旅行やゴルフに行かれて寝不足のときはいつもよりも多く寝ると思います。
文献に出ていることや、テレビに出て来る偉い先生方はデーター重視のことしか言いません。

睡眠時間は、その人の状態や仕事の時間、労働力によって決めればいいことです。
どの人も同じ時間でいいはずがありません。

これは食事でも言えることです。
プロレスラーと80歳の隠居生活の人と、同じにしていてはいけません。
データー重視の意見は、なにもかも一緒です。
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21:34  |  健康  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

予測医学

2009.09.29 (Tue)

昨年の北京五輪ですが、
ある選手が大腿二頭筋の肉離れで出場を辞退されました。
この大腿二頭筋ですが、
肉離れの好発部位です。
なぜ大腿二頭筋の肉離れが多いかという事ですが、
大腿二頭筋の拮抗筋は大腿部前面の大腿四頭筋です。
大腿四頭筋に力が入り収縮すると大腿二頭筋も収縮します。
しかし、大腿二頭筋は大腿四頭筋に対して4割の力しかありません、
この6:4の比率が5:5になる事は絶対にありません、
という事は、
大腿四頭筋が収縮すると必ず大腿二頭筋にも負担はかかっているという事です。
まして、大腿二頭筋の方が筋力が弱いため、
大腿四頭筋よりも負担がかかっているはずです。
五輪に出るような超一流のアスリート、
かなりの練習(走り込み)をされています。
大腿二頭筋には常に負担がかかっているという事です。

昨年、このニュースを聞いた時、
この選手の周りの方々も気を付けておられたと思います。
でも、何とか肉離れを発症する前に、
少しでも異変に気づき、
肉離れの危険性があると予測出来なかったかと思ってしまいました。

先日、ある方を診ました。
下腿部にある後脛骨筋というのがありますが、
この筋肉に不調を訴えて私の元に来られたのですが、
この後脛骨筋に痛みが出ると、
シンスプリントといって脛骨に痛み出る時が多くなります。
脛骨の骨膜に痛みが出ると私の経験上、
なかなか治癒するのが困難になります。
そのために、この患者さんにはシンスプリントになる危険性がある事をしっかりと伝え、
筋肉に痛みがある時点でしっかりと治す事を指導しました。

北京五輪で出場を事態された選手の周りにも、
様々な医療スタッフがおられたと思いますが、
やはり、何とか少しの異変に気づき、
そして、予測される怪我や疾患をしっかりと診る、
それを選手、患者さんに伝え、
そして無理をさせない、
今後、我々トレーナーとして選手の体調管理に携わる人間、
よく診て起こりうる怪我、疾患を予測する、
予測医学の時代に入っていると、
知識、経験、そして普段からの勉強が大事という事ですね!
10:16  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

何もしないのに痛みが出る、ここという時に痛みが出る!

2009.09.28 (Mon)

私の所に見えられる患者さんの話を聞いているとよくいわれる事は、
「何もしていないのに痛みがある!」
また、アスリートでは大事な試合前になると、
必ずどこかしろに痛みを訴える者が出て来ます。
これはストレスやプレッシャーによって交感神経が緊張するためです。
では、なぜ痛みの出る者と出ない者に分かれるか?という事ですが、
こういった方は普段から交感神経を緊張しているためです。
普段から何らかのストレスを受けているという事ですが、
このストレスは体に必ず残ります。
どういうふうに残るかという事ですが、
ストレスを受け交感神経が緊張すると、
毛細血管を取り巻いている交感神経が毛細血管を締め付けて行きます。
すると血液の流れが悪くなって行きます。
すると筋肉の柔軟性が失われ筋肉が硬くなって行きます。
体のあちらこちらで「しこり」のような状態になって行きます。
この「しこり」が知覚神経を介して痛みを発生して行ったり、
パフォーマンスの邪魔をして行ったりします。
普段から交感神経が緊張している方は、
普段は柔らかくていけない筋肉が普段から緊張し、
体のあちらこちらに「しこり」が出来ている状態になっています。
こういう方はちょっとしたストレスによって、
この「しこり」が普段よりも硬くなり、
そして知覚神経を圧迫して何もしていないのに痛みが出たり、
アスリートの場合だと大事な試合前などに、
「あっちが痛い、こっちが痛い!」というふうになって来ます。

要は、普段仕事やスポーツをしていない時は、
体はリラックス状態の副交感神経緊張状態でなければいけません!
普段リラックスしなければいけない時にも、
仕事の嫌な事やスポーツで失敗した時の事を考えたり、
いらない事を考え、交感神経緊張状態になっている事です。

一言でいうとONとOFFの切り替えが出来ていません!

私の経験上、このONとOFFですが、
なかなか普通の方では切り替えが難しいのが現実と思います。
やはり何らかのストレスを感じてしまうのが現実だと思います。
この「しこり」の緩和ですが、
やはり何らかの治療をした方が綺麗に取れて行きます。
何もしていなのに痛みが出たり、
ここという時に痛みが出たりする方、
ぜひ相談して頂きたいと思います。
12:36  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

秋口の腰痛

2009.09.26 (Sat)

夏が終わり、
秋になると必ず腰痛の方が多数来院されます。
私は腰痛といってもいろんな腰痛があると思います。
今回記事にしたい腰痛の種類は、
時期によって異なる腰痛です。

この時期の腰痛ですが、
私が思うには夏の冷房の当たり過ぎで、
腰の血流が悪くなって発症している腰痛です。
冷房に当たっていると、
まず最初に冷えて血流不足を起こすのは足の抹消です。
冷房を入れると下から冷えるためです。
すると次に冷えるのは内臓です。
この内臓が冷えると色々な痛みや病気を発症します。
人によって痛みの出るところは違いますが、
腰に痛みを発症される方があまりにも多いと思います。

私が思うには、
この腰痛は血流を素早く回復するための体からのサインと思っています。
そのために痛みだけを取るだけでなく、
病気の予防も視野に入れて治療をして行きます。

この秋口の腰痛ですが、
私は高速道路での渋滞をイメージします。
足元が冷えて血流が悪くなっているために、
車(血流)が先に進めずに後方でクラクションを慣らしているといった感じです。
このクラクションが腰に発症している痛みです。
痛みを除去するためにはこのクラクションを静かにすれば良い訳です。
クラクションを静めるためには、
車(血流)をスムーズに動かし渋滞を緩和すれば良い訳です。

では、なぜ冷房に当たっている夏の時期には痛みが発症せず、
冷房が収まる秋口になって痛みが出るか?という事ですが、
冷房を入れている間は体を冷やしています。
冷やすという事は鎮痛作用があります。
冷房を入れなくなると冷やす事がなくり体は血流の回復を計って行きます。
この血流を回復するという反応は副交感神経反応です。
副交感神経反応は血管を拡張します。
血管を拡張する時に体からプラスタグラジンという物質が作用します。
このプラスタグラジンが作用する時にどうしても痛みが発症します。
このプラスタグラジンが作用する痛みが腰痛の原因の一つと私は考えています。
極端にいうとこの痛みは人間が本来持っている自然治癒力の現れです。

しかし、いくら自然治癒力が働いているといっても、
痛みを辛抱するのは辛いものです。
そのために私たち治療家がお手伝いをする訳です。

体全身(とくに足の抹消、内臓)の血流を良好にし、
高速道路で例える渋滞をスムーズにする事です。

このように時期によっても腰痛の種類が違う!

腰痛は冷やさなけれいけないものもあります。
これを判別し的確な治療をする!
教科書や参考書などよりも、
治療家の感性が重要になって来ると思います。
12:33  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

活性酸素を抑制

2009.09.25 (Fri)

あらゆる病気を呼び起こす原因の一つが主に活性酸素の

生体組織に及ぼす過酸化と言えます。

生体において活性酸素を抑制することが最重要課題となります。

「マイナスイオン・ローラーが活性酸素を抑制!」
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生活環境の中で活性酸素の要因となるものには、工場や車の

排気ガスなどの大気汚染物質、毒素化学物質、農薬、食品添加物質、

発癌物質、薬物、アルコール、タバコ、紫外線、放射線、過度の運動など

があります。

現代の環境汚染によるプラスイオンの増加が体内のイオンバランスを崩し

常に活性酸素が体内に発生し、自律神経機能が衰えます。

マイナスイオン・ローラーは活性酸素を中和し、酸化を抑制し

還元作用を活発にして、身体の生命力を強め、健康に導きます。
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プラスイオンが強くなると筋肉組織においては特に乳酸が大量に蓄積するため

筋肉が緊張して頭痛、肩こり、神経痛などが呼び起されます。

身体に、このような症状が現れている時は、内臓組織の機能にも

悪影響を及ぼして、知らず知らずのうちに癌、生活集習慣病や

難病がおきはじめます。
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マイナスイオン・ローラーは、細胞内が弱アルカリ性に維持され、

酸化物質を中和し、細胞に酸素や栄養分を充分に吸収して、

自然治癒力が強化し、生命防御機能を発揮します。
09:54  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

肉離れ

2009.09.24 (Thu)

肉離れの好発部位はふとももの裏側、大腿二頭筋です。
今回は肉離れを発症してすぐに来院された患者さんですが、
診たところ、腫脹があまりになく、
筋肉の断裂はあまりひどくないと判断しましたが、
治療をしていくと、なかなか一筋縄では行きませんでした。

負傷部位ですが、
大腿二頭筋のド真ん中でした。
ここだけの痛みを取れば良いというものではありません、
と言うのは、この方は以前にACLを断裂され、
ACL再腱術の手術をされています。
そのために、大腿二頭筋に普段からかなりの負担をかけていたと思います。
右と左のACLの動揺性を比べると、
手術をされた方が硬く感じました。
本来のACLの硬さは手術をされていない左の方です。
この硬さがこの方の頭の中にはインプットされているはずです。
左のACLの硬さがこの方の感性です。
ところが手術をされて、
まったく元通りに戻った方を私は診た事がありません。
頭の中にある感性と、
膝の硬さとはギャップが生じていると言う事です。
このために普段からかなりの負担をかけていると考えられます。
当然、肉離れも多くなってきます。
そして治療をすると肉離れをしている箇所だけでなく、
他に負担をかけている箇所も多数あります。
肉離れをしている箇所、負担をかけて硬くなっている箇所、
同じ大腿二頭筋の中にいろいろ存在すると言う事です。
それを一つずつ取っていってあげました。

治療前ですが、
膝関節の屈曲にかなりの運動制限があります。
治療後ですが、
最初よりもかなり膝関節の屈曲が出来るようになりました。
完全ではありませんでしたが、
ここまで下肢があがってくれば上出来だと思います。

最後に患者さんから聞かれた事ですが、
「アイシングした方がいいですか?」
この質問に対しても慎重な言い方が必要です。
肉離れをした箇所は治療後、
アイシングを20分位施し、
その後はバンテージなどで軽い圧迫をしていれば良いと思います。
この段階で極端に温めるのは良くありません。
硬くなって痛みの出ている箇所に関しては、
やはり治療後、20分位のアイシングの後にお風呂などで良く温め、
ストレッチを良くする事を勧めます。
ところが、同じ大腿二頭筋に両方する事は不可能です。
この場合、私の指導の仕方ですが、
どちらがひどいか、どちらの予後が悪いか、
それを判断します。
そして判断した方を選択します。
この場合、選択したのは肉離れを起こした方です。

今回の肉離れの治療については、
本当にいろいろ勉強させて頂きました。
最初の所見では、
以外と簡単に痛みが取れると思いましたが、
やはり、一筋縄にいかないものです。
どの職業の方を取ってもそうですが、
教科書通りには行かないものですね!
15:48  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

代替医療

2009.09.23 (Wed)

私は血管美人という装置を所持しております。
その装置は毛細血管の形状や流れの具合を測定できます。
常日頃から患者様の毛細血管を測定させて頂いていて、
普段から思っていることを書きます。

まず、下の動画をご覧下さい、
[高画質で再生]

血管美人で診る血液の流れ [ブログ]
これはある患者様の毛細血管を測定させて頂いているところですが、
よく診るとやたらと速く流れている所と、
逆にやたらと遅く流れている所があります。
(申し訳ありませんが、少し分かりづらいと思います)

また、動画は撮影しておりませんが、
やたら速い所ばかりの方や、
やたら遅い所ばかりの方もいます。
これは一体どういったことかと思ったのですが、
まず血圧を思い浮かべました。
血圧が高いということは、
心臓の血液を送り出す力が強いということだから、
そのために速くなる、
ところが、やたら速く流れている患者様に血圧を聞くと、
(この方は40代半ばの女性です)
昔から低血圧であるといわれます。
そして、やたらと遅い方の血圧を聞くと、
(この方は70代前半の方です)
血圧は高めといわれます。
また、やたらと速い所と遅い所がある方は、
(30代半ばの男性)
血圧は高めといわれます。

他にもいろいろ聞いたのですが、
聞けば聞くほど訳が分からない!という感じになりました。

そこで私が考えたことですが、
血液の流れの速さは、
その方の性格にも左右されるのではないか!
自律神経の加減で速くもなり、
遅くもなるのではないか!
と考えました。

しかし、ここで問題になるのは、
血圧が高いにも関わらず血液の流れは遅め、
ということは、心臓は交感神経が緊張しているが、
血流に関しては副交感神経が緊張している、
ということは、人間の体というのは全体的に交感神経が緊張している、
副交感神経が緊張しているのではなく、
各組織や臓器によって、
バラツキがあるのではないか?
私はそのように考えてしまいました。

そして、代替医療というのは、このバラツキを正常に戻す!

ここで私が思ったことですが、
名人といわれる各種代替医療の先生方は、
このバラツキを無意識の間に治されている!
私はそのように考えました。

また、このバラツキは上の動画のように、
速い所や遅い所と血流となって目に見えると私は考えています。
今まで代替医療は目に見えず、
エビデンスが無いといわれて来ましたが、
私は血流を測定することで、
ある程度の説得力も出て来るのではないかと考えています。

今回のブログはあくまで私の憶測が書かして頂きました。
しかし、代替医療の成果が目に見える!
血管美人で研究して行きたいと思います。
00:03  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

第一ケーラー病

2009.09.22 (Tue)

娘の友達のお母さんから第一ケーラー病に対しての質問を頂いたので、
治療家として出来る範囲で答えたいと思います。
第一ケーラー病とは足の舟状骨の骨端炎です。
この舟状骨に痛みが出るだけではなく、
この骨が突出してきて常にクツにぶつかってくるようにもなります。
これが大人になって革靴などを常時履くようになってくると、
結構大変な方もおられます。
第一ケーラー病の方を診ていると舟状骨が出ているだけでなく、
母指が外反母指になり小指が内反小指になられ、
そして、中足関節が開いてきます。
足指というのは普通は扇子のように扇状に開かなければいけなのですが、
第一ケーラーの方は逆に菱形の形になり、
ヘビ、とくにハブの頭のようになってきます。
次に足関節ですが、
普通は少し内反気味になっています。
そのために内反捻挫が多いと言う事です。
しかし、逆に外反して行かれます。
こうなると、体全体の基礎がしっかりとしません。
常にグラグラの状態になるわけです。
建築で言うと、基礎が出来ていないために、
いつ建物が崩れてもおかしくない状態です。
体の場合、このグラグラを筋肉でカバーしようとします。
常に体全体いたるところに余計な力が入ってくると言う事です。
必要以上に活性酸素が出てきます。
その活性酸素が組織を錆付かせます。
種々の障害、痛みが出てくると言う事です。
大人になりこの舟状骨を削る手術をされる方がおられますが、
これは根本的な治療になっていません。
足全体のバランスを診なければいけないと言う事です。
治療としては、舟状骨に痛みが出れば、まず安静です。
とにかく炎症を抑えます。
炎症が治まれば開いている中足関節の支持力を強めていくリハビリに入ります。
これは、個人で十分にできます。
足指を開いたり、閉じたりする、グーパー運動です。
とにかく足底筋を鍛えて中足関節の支持の強化を図ります。
そうする事で外反母指、内反小指の治療にもなってきます。
足関節の強制にもなります。
次に歩き方です。
第一ケーラーの方は足指を使う歩き方をしていませんので、
意識して足指を使う歩き方を心がけます。
どう言う事かと言うと、地面をつかむように歩く事です。
そうする事で、足底筋の強化になってきます。
ただ、いきなり無理をすると非常に疲れ、
母指にも痛みを感じますので無理をせず、
痛みが出たり、疲れたりすれば少し休むと言うふうにされれば良いと思います。
次にネックになるのがクツです。
この場合、ハイフィールだけが問題になるのではありません。
クツが良過ぎて足指に力を入れなくても良いものがあります。
あまりクッションが効き過ぎているクツや、
底が厚いクツは控えるべきです。
外反母指はハイフィールだけが原因と言う整形のドクターもいますが、
私が日々臨床をしていると、小学生の男子にも外反母指がおられます。
小学生の男子がハイフィールなんか履きません。
基本的に足底筋の低下が問題になってくると私は考えています。
だからと言って、先の細いクツや踵の高いクツが大丈夫と言っているのではありません。
それも大きな原因の一つになってきます。

結論ですが、
痛みが出れば安静、そして上記している事をしっかりする事で、
治療、予防にもなってくると言う事です。

このブログを書いていて、
自分自身もすべてを書けたつもりでもありませんし、
これが絶対にベストと言う事でもありません。
その都度子供の状態を診てあげて、
無理をささないと言う事が基本になってくると思います。
また、私で出来る事、分かる事があればなんなりと申し付けて下さい。
18:57  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

前十字靭帯損傷

2009.09.18 (Fri)

前十字靭帯損傷ですが、
私が24年の治療家としての意見を書かせて頂きます。

私はこの疾患に対して思う事ですが、
何でもかんでもの手術は良くないという事です。
というのは、
今までのブログにも何回も書いて来ましたが、
パフォーマンスが下がる選手をちょくちょく見かけるという事です。
また私が術後の選手の治療に当たる際、
とくに大腿二頭筋に何らかの不調を訴え、
それが練習や試合になると、
どうしても何らかの妨げになると訴える選手がいてるという事です。

では、手術がすべていけないか?
そんな事は絶対にありません、
やはり膝関節の動揺性を診て、
その動揺性が選手に対してどの位の障害となっているか、
また、この動揺性を放置しておくと、
他の組織に対してどのような障害があるか、
そして手術をしてリハビリに対してどの位の時間を要せるか、
これらをしっかりと考え、
そして手術が良いか、
リハビリや筋トレなどの保存療法が良いか、
しっかりと色んな情報を入手し、
そして結論を出された方が良いと思います。

また、冒頭に書いていますが、
一概にパフォーマンスが下がる選手だけではありません、
しっかりとした信用のおけるDrの元で手術を受け、
そして、しっかりとしたリハビリに励まれ、
パフォーマンスが下がるどころか、
逆にパフォーマンスが上がっている選手もおられます。
ただ私の経験上、
やはり術前よりもパフォーマンスが下がっている選手の方が多いように思えます。

私はスポーツ障害において、
何でもかんでも手術は良くないと考えています。
しかし、手術が大事な時もかなりあります。
選手やご家族の方々はこの辺の経験はありません、
時にはセカンドオピニオンにも相談され、
そして手術をした方などの色んな情報を入手され、
そして最終的にはご家族で結論出されるのが良いと私は思います。
20:31  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

De Quervain病

2009.09.17 (Thu)

今回の題材ですが、
De Quervain病と最後に病と付いていますが、
病気というよりも手関節の腱鞘炎です。
長母指外転筋腱と短母指外転筋腱が通っている腱鞘に発症します。

原因は母指の過労により、
腱と滑膜(腱鞘)の摩擦の繰り返しにより炎症を生じます。

この腱鞘炎の診察ですが、
Finkelsteinテストという徒手検査を行います。

この腱鞘炎を治療する時ですが、
治療家によって様々な治療があると思います。
私もよくDe Quervain病の治療はします。
その時、痛みは手関節に限局されている時が多いですが、
私は決して手関節のみを診ているだけではいけない!
と思います。
というのは、
この腱鞘炎になっている方を診ていると、
上腕骨が内旋して内側に入り込んでいる方が多いです。
そのような方が必ず猫背になっています。
猫背になると、
上肢に行く血流が悪くなります。
また、上肢に行く神経も圧迫され少しの刺激で痛みが出やすくなります。

De Quervain病の場合、
局所のみにとらわれず、
やはり、全体を診る事が大事と思います。

局所のみの湿布や痛み止めの軟膏だけでは、
根本的な治療になっているとは考えられません!
11:01  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)
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