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膝に水が溜まる人

2009.10.10 (Sat)

膝が痛む人によく水がたまる人がいます。
水がたまるというよりも、膝に腫れが出てきています。
腫れるということは、なにか原因があるということです。
それを、あたかも「水がたまる!腫れることだけが悪い!」というふうに、とらえがちです。

私の患者さんでも、2週間に一回のペースで注射をされて、
水(腫れ)を抜いてもらっています。

この注射ですが、まず水(腫れ)を抜きます。
そして、痛み止めの薬をいれます。
そして、関節面をコーティングする薬、ヒアルロン酸を入れます。
してもらったときは楽になります。
そして楽になるものだから、定期的にしてもらっている人がいます。
私も「絶対にしてはいけない!」、とまでは言いません。
あまりにも痛いときは仕方がありません。
しかし、水(腫れ)だけを取っていても治癒はありません。
それよりも、どんどん骨が変形していくと私は思います。

大事なことは、なぜ水(腫れ)が溜まるかということです。
水(腫れ)は傷んでいるところの組織を修復にいってくれています。
その腫れを無視して、ただ単に腫れを取り、痛みを取るだけを繰り返していると、
治そうとするものがない分けで、
あるもので治そうとするか、カバーしていこうとします。
そのあるものが骨だと思います。(筋力があればよいのですが、このような人の場合、筋力は弱っています。)
骨が治そうとし化骨が出来ていきます。
(化骨が出来るからといって、血液循環がよいわけではありません。)
これが変形性関節症です。
それでも注射だけに頼っていると、
「今腫れを取ってもらったのに、既に玄関を出るころには水(腫れ)が溜まっている!」
このような状態になります。
そうなれば、人工関節置換術といって、
セラミックの人工関節を、入れなければならないようになります。

確かにパンパンに腫れあがっているときは、水(腫れ)を抜いてもらわなければなりません。
私もよく、整形の先生にお願いします。
しかし、血液の循環をよくして治す、これが基本です。
膝周りの血液循環をよくすると勝手に腫れが引いていきます。
ダムでいう堰を取ってやるような治療をします。

水(腫れ)、これ一つとっても意味はあります。
これだけを悪者にしてはいけません。
人間の体とは、本当によく出来ていて、ありがたいものです。
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