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股関節

2009.11.08 (Sun)

股関節に痛みを訴えられ方も多いように思います。
痛みのあり方は人それそれです。
今回は中年以降に起こる変形性股関節症について書きます。

この疾患は名前の通り、
股関節(寛骨と大腿骨)が変形して来て、
寛骨と大腿骨がぶつかって痛みが出て来る疾患です。
とくに女性に多いように思えますが、
原因はハッキリと分かっていません、
症状がひどくなると手術で人工的な骨を入れます。
確かに変形がひどくなり、
そして症状がきつくなると手術は必要です。
ところが、私が先日に診た患者さんを治療していて気づいたのですが、
股関節に違和感が出た時に治療をしていれば、
痛みも取れるし、
変形性股関節症の予防にもなると実感しました。
下の写真をご覧下さい、
Dc252.jpg
左下肢が短くなっているのが分かると思います。
この方も右の股関節痛で来院されていますが、
この下肢のアンバランスが右の寛骨と大腿骨を圧迫して行き、
そして、周囲の軟部組織に負担をかけ、
そして、その軟部組織、股関節に痛みが出ていると私は診察しました。
この方のレントゲンも診ましたが、
変形はあまり無いように思えましたが、
やはり、股関節の裂隙が狭くなって来ていました。
私が今回勉強させて頂いたのは、
この時点でしっかりとした治療、リハビリをしていれば、
手術まで行く事はない!
ただ、これを放っておくと、
軟部組織からどんどんと骨に負担がかかって行き、
そして変形がきつくなり、
行く行くは人工関節置換術の手術になると思いました。
また、この方の症状を聞いていると、
「膝が折れ曲がったような感じになる!」ともいわれています。
右下肢がこれだけ短い訳です。
膝も曲がらなければ歩けません、
股関節だけでなく、
膝関節にも負担がかかって行き、
そして、膝関節も変形がかかって行くように思います。
治療ですが、
やはり、股関節だけを診ていても、
この下肢のアンバランスは治りません、
全身のバランスを整えて行きます。
下の写真をご覧下さい、
Dc251.jpg
下肢の長さが大分そろって来ているのが分かると思います。
このように、痛みを取るだけでなく、
全身のバランスを整えて股関節に対する負担を減らし、
そして、股関節の裂隙を広げてやる、
これが我々治療家の治療と思います。
病院の場合は局所のみを診る、
そして、骨の変形がひどければ整形のDrでの手術、
しかし、誰でも手術はしたくないはずです。
そのためには、やはり早くベストな治療が必要です。
今回、この患者さんは当院に来院される前にも、
ちゃんとレントゲンを撮り、
また、それを持参して下さいました。
治療は非常にやり易いです。
18:59  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

上肢の腱鞘炎

2009.11.05 (Thu)

上肢の腱鞘炎にはいろいろとありますが
私が普段の臨床でよく診る疾患について書きます

ただ、腱鞘炎といえば命には支障がなく
簡単に考えられるかも知れません

しかし、腱鞘炎といえば
仕事などで過度に局所を使って傷めたため

仕事に非常に差し支えがあり
仕事を休むとなれば死活問題になりかねません

私自信も長母子外転筋腱の腱鞘炎になった事があり
器具は持てない、指圧も出来ないようになり

非常に大変な思いをした事があります

それらの経験から、とにかく早く治って頂くように
自分なりに考えている腱鞘炎の治療についた書きたいと思います

まず、腱鞘とは何かですが
この腱鞘とは、腱を筒状に包み円滑に腱を動かす役割をしています

仕事やスポーツでは同じ動作の繰り替えしが多いため
各所腱鞘部に炎症が生じやすく

腱鞘炎の原因になって来ると考えられます

そして、上肢の腱鞘炎ですが

肩関節では上腕二頭筋長頭腱の腱鞘炎

肘関節では外側上顆炎
(骨が痛くなる場合がありますが、伸筋腱の起始部のため、
               伸筋腱の腱鞘炎とも考えます)

手関節では狭窄性腱鞘炎(長母子外転筋腱、短母子外転筋腱の腱鞘炎)
手掌では弾発指(手指屈筋腱の限局性肥厚による腱鞘炎)

私の普段の臨床上、これらの腱鞘炎が多いように思えます

治療ですが
私の上肢の腱鞘炎はどの部位を取っても基本的な考えは同じです

まず、同じ仕事をしていても
腱鞘炎が発症する方としない方の違いについて考えました

それは姿勢の問題もあるのではないか!

腱鞘炎の患者さんを治療していて思う事ですが
肩関節が胸部に入り込み

上肢全体が内旋しているように思えます

こういった方の背中は丸く
猫背のようになっています

猫背になって肩が内側に入り込み
上肢が内旋すると

上肢に行く血流が悪くなります

また、首が反り返ります
上肢に行く神経根が圧迫されます

猫背になる事で
鎖骨の下で鎖骨下神経叢が圧迫されます

上肢に行く神経が圧迫され過敏になります

これだけが腱鞘炎の原因ではないと思いますが

まず、私はこれらが腱鞘炎の基本的な要素と考え
これらを緩和する事を目的として治療を施して行きます

下の写真ですが
硬くしこりとなっている所を押さえながらストレッチをしています

というのは、腱鞘炎の方の肩関節ですが
上肢が内旋する事により、肩が上がりにくくなっています

腱鞘炎の方は、必ずこの場所が硬くなっています

押さえている所のしこりを圧迫しながらストレッチをしてあげる事で
このしこりは緩和し、動きも良くなります
肩貞のアスター

次に肩甲骨の内縁を治療して行きます

というのは、背中が猫背となっているため
肩甲骨の内縁は引っ張られ

それを阻止しようと力が入るため
しこりだらけの状態になっています

この箇所をよく治療して緩めて行きます
肩甲骨の内縁の治療

下の写真ですが
棘上筋という筋肉が付着している大結節という所です

棘上筋から大結節を治療して行く事により
肩関節の動き(外転)は良くなります

動きが良くなる事により
上肢全体に行く血流が良くなります
肩峰のローリング

次に肩鎖関節を治療します

肩鎖関節を治療するなど、
普通ではありえないかも知れませんが

ここを治療すると
棘上筋から大結節の治療に加え

肩の動きはさらに良くなります

私は上肢の治療では必須の箇所と考えています
肩鎖関節の治療

猫背になり肩が内側に入り込み
上肢が内旋しているため

肩関節の内側が非常に詰まっています
症候器という器具でしっかりと詰まりを取ります
上腕骨の内縁のつまりを取る

肩甲骨の内側の筋肉のストレッチです

先ほどに詰まりを取っているため
今度は肩甲骨の動きを良くするために施します

この時、ASTRと言う技術を使うと
さらに効果があります
肩甲骨の内縁のアスター

以上ですが

これだけの治療をしっかりとする、
肩の動きは必ず良くなります

また、腱鞘炎となり猫背の方の肩関節は浮いたような状態になっています
この浮きが沈むようにもなります

そして、局所の治療にようやく入って行きます
局所はその時の状態を診て治療して行きます

私の上肢の腱鞘炎の治療については
以上が基本ですが

この時に私にはさらに疑問が湧いて来ます

というのは

なぜ腱鞘炎になる方は猫背になって行くのか?

これを考えました

私が考えた事ですが
ストレスなどで血流障害が出るのは

まずは内臓です

その血流障害となった内臓に血流を運ぼうとするため、
骨格を丸くさせ、内臓に血流を送ろうとすのではないか!

そのため、私の腱鞘炎の治療ですが
上記している骨格の事も大事ですが

その前に、必ず内臓の治療が非常に重要と考えます

内臓の血流障害を緩和しないと
上記の治療は極端ではありますが

意味が無いようにも思えます
480内蔵の治療

そして、ここで思いついた事ですが

手首の腱鞘炎は女性に多いように思います

なぜ、女性に多いか?

私はハイフィールが原因ではないかと考えました

ハイフィールを履くと
足首は低屈します

すると体全体が前に倒れて行くため
膝は屈曲します

すると膝から上は後ろに反り返るため
股関節は屈曲します

そると股関節から上は前に倒れて行くため
腰椎の所で後ろに倒れて行きます

体幹が前に倒れるため
腰を反らせ腰椎は前弯して行きます

腰椎が前弯して行くと
腰椎の神経が圧迫され

腰痛の原因ともなります
(脊柱間狭窄症や椎間板ヘルニアの原因になるとも考えられます)

腰椎が後ろに倒れて行くと
腰から上が後ろに倒れて行くため

胸椎が前に倒れて行きます
すると、胸椎から上が前に倒れて行くため

首が後ろに倒れて行き
頸椎は前弯し神経根が圧迫されます

神経が過敏になります

また、猫背となるため鎖骨の下で
上肢に行く鎖骨下動脈が圧迫されます

上肢に行く神経が過敏となり血流も悪くなります

という事は

過度に局所を使って酷使している所を痛め易い!

という事がいえると思います

若い女性は事務の仕事が多いです
PCに一日中操作されている方も少なくありません

そんな方がハイフィールをちょくちょく履かれると
私は腱鞘炎に非常になり易いと考えています

上肢の腱鞘炎については以上ですが
もちろん、これだけが原因ではないと思います

しかし、私は上記している事が

腱鞘炎の治療には
非常に大事と考えています

冒頭に書いていますが
腱鞘炎で命を落とす事はありません

しかし、腱鞘炎は仕事などでの局所の使い傷めのため
死活問題にもなりかねません

患者様は本当に「なんとかしてくれ!」という感じで来られます

少しでも、このような方々のお役に立てるような治療をする!

私が考えている腱鞘炎の治療は以上です

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12:42  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

生活習慣病+ストレス病

2009.11.04 (Wed)

糖尿病、高血圧、高脂血症、高尿酸血症など、生活習慣病と言われる病気があります。

私が治療をしているある患者さんですが、
60kgに体重が達していないのに最近になり、
糖尿病と言われた方がおられます。
この方を見ていると、
生活習慣病と言われるような不摂生をしているようには拝見できません。
糖尿病はよく遺伝と言われますが、
この方の場合、思い当たる親類には糖尿病の方はおられないようです。
話しを聞いていると、最近立て続けに2回交通事故に遭われたそうです。
一回目は加害者で何度も被害者の方に誤りに行かれました。
二回目はご自分が被害に遭われ怪我もされました。
このような中で、病院で糖尿病と診断されました。
糖尿病と言うのはインシュリンの分泌減少により発生します。
私が考えるには、二度の交通事故で体に多大なストレスをかけ、
インシュリンの分泌を抑制したと考えます。

また、このような方もおられます。
日頃、お酒も飲まないのに肝臓の数値が上がり脂肪肝と診断されました。
この方は少し太り気味ですが、
決して上記しているように生活習慣病と言われるような、
不摂生はされていません。
最近は痔疾にもなられ出血もされておられました。
また、調子の悪い時にはタンパクも尿に出るらしく、
腎臓にも症状が出る時があるそうです。
私が考えるのは、これらもすべてストレスから来る血流障害によるものと考えます。
脂肪肝についてはストレスが肝細胞を攻撃し、
その修復に脂肪を取り込んでいるためです。
痔疾についてもストレスが原因です。
内臓の下部、直腸はとくに血流障害を受けやすいところです。
また肛門周辺は細菌が多いところです。
顆粒球過多となり細菌と同時に自分の体も攻撃していると考えられます。
また、腎臓についてもそうです。
ストレスが腎臓を攻撃します。
傷ついた血管からタンパクが尿に漏れ出ています。

このように不摂生をしていないのに病気になられる方は、
すべてストレスによる自律神経の偏りが原因と考えられます。
生活習慣病を以前は成人病と言われていました。
成人病から生活習慣病に名前が変わった事に私も同感します。
しかし、現在の病気の発生のメカニズムを考えると、
生活習慣病+ストレス病と付け加えるのが好ましいと、
私は考えています。
12:38  |  健康  |  Trackback(0)  |  Comment(0)
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