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四ヶ月ぶりの患者さん

2010.04.29 (Thu)

昨年の12月30日に来られ、
今日、ほぼ四ヶ月ぶりに来られた患者さんです。

治療前ですが、
下肢の長さがだいぶと違っています。
治療前の下肢の長さの違い

たまにあるんですが、
スリッパの片方が見当たらない時があり、
片一方を履きながら片一方を探していると、
どちらかの膝が痛くなったりする時があります。
上の写真のような状態を放っておくと、
やはり膝や腰に負担をかけ、
いろんな障害が併発して来ると思います。
下肢の長さがこれだけ違って来るという事は、
骨盤もどちらかに傾いていると思われます。
内臓にも負担がかかって来ると私は考えています。

治療後です。
治療後、正常になった下肢の長さ

治療としてはローリングで体全身の血流を良くし、
筋肉をほぐして行っただけです。
とくに腹部の治療に重点をおき、
内臓の動きを良くする事を意識しました。

次は腰の動きを診ています。
治療前です。
治療前の腰の動き

この動きで精一杯です。
これだけ動きが悪いと、
腰も痛くなるのは当然と思えます。
また今回は肩や首が非常に辛いと言われていました。
下肢の長さもかなり違ってバランスも悪くなり、
そして腰や背中の筋肉もこれだけ硬くなり動きも悪くなっている、
本人は非常につらいと思えます。

治療後です。
三木さんの治療後

完璧とまでは言えませんが、
これだけ動きが良くなると、
本人は「非常に楽になった!」と言われていました。

四ヶ月ぶりに来られたのですが、
やはりもう少し間に治療を入れた方が良いように思えました。
ストレスにより血流が悪くなり、
筋肉も硬くなって骨格も悪くなって来ている、
この方を治療していて思った事ですが、
仕事の忙しさのあまり交感神経緊張状態となられ、
ストレスを溜め込んでいる!
こうなるといろんな疾病の原因にもなって来ると思われます。
人それぞれストレスの取り方や解消の違いはありますが、
この方の場合は治療に四ヶ月間を空けるのは、
ちょっと空けすぎと感じました。
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19:40  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

オスグッド

2010.04.27 (Tue)

小学校6年生の患者さんですが、
典型的なオスグッド氏病です。
Dc257.jpg
脛骨粗面の隆起が分かると思います。
この脛骨粗面の隆起は仕方がありません、
これを凹ますには手術しかありませんが、
私は手術を進めた事は一度もありません、
というのは、炎症時には安静が必要になって来ますが、
十分に理学療法で良い経過が出るからです。
また、患者さんは小学生や中学生の成長期です。
そんな成長期の方にドリリング(オスグッドの手術の仕方)するような手術、
私はあまり良くないと思います。
治療ですが、やはり体全体のうっ血を取って行き、
そして体のバランスを整えて行きます。
そして局所の治療に入って行きますが、
オスグッドの場合、必ず膝蓋骨の周りに筋肉が硬くなっている硬結(しこり)があります。
なかには少しの圧で痛みを有するものあります。
その硬結(しこり)を治療して行きます。
Dc288.jpg
より深部をほぐすために超音波も使用します。
Dc289.jpg
これだけすると、
ほとんど方は「楽になった!」といわれます。
またオスグッドの場合、
力学的にも私は考えます。
オスグッドなど成長痛が出ている方の足を診ていると、
ほとんど方は外反母しです。
外反母しというのは足底筋の筋力の低下により、
重力に体が支えられないようになって来ます。
体のいろんな箇所に負担がかかり、
そしてオスグッドの場合のように、
脛骨粗面のような骨が突出して来ると私は考えています。
その重力にも耐えれるようにするには、
下の写真のように外反母しを強制して行く事が重要です。
Dc290.jpg
普通はもう少しテーピングを入れますが、
今回は少なめで巻いています。

以上、私が考えるオスグッドの治療です。
オスグッドに対してはいろんな治療法や考え方があると思いますが、
どちらにしろ、小学生や中学生の成長期、
まだまだ可能性のあるアスリートたちに、
少しでも障害を残さないようにしなければなりません!
18:48  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

ガン予防

2010.04.26 (Mon)

細胞は代謝回転を繰り返して作り替えられています。
同じものをDNAの指示どおりそっくりコピーすることによって、
一つの細胞がニつに分裂し増殖していきます。
ただし、正常な細胞であっても永久に分裂を続けるわけではありません。
ふつうの細胞で、その回数は50回程度であります。
その分裂の回数を決めているのがテロメアという物質です。
このテロメアの数にも限りがあり、
その数がゼロになった時点で細胞分裂はしなくなるわけです。
ところが、ガン細胞にはテロメアの数を増やす能力があります。
(テロメアを作る酵素を働かせます。)
正常細胞では、この酵素の働きをコントロールする抑制タンパクがあります。
ガン細胞ではそれが活性酸素によって壊されています。
すると、いくら細胞が分裂してもテロメアが減らないため、
本来なら分裂を中止する時期になっても細胞は増殖しつづけます。
ただし、活性酸素の攻撃を受てから一人前のガン細胞ができあがる
までには約20年かかると言われています。
ガンが発見された時点でガン細胞の数は10億を超えているのがふつうです。
医者は盛んに「早期発見が大切だ!」と言いますが、
20年もたってから発見されるのでは、
「早期」という言葉がひどく空しく聞こえてきます。

これからの医療で大切なのは「治療」よりも「予防」であります。
どんなに早期に発見されてもそれがすでに病気として発見されても、
それがすでに病気として発症していることには変わりありません。
そうなる前に病気を防ぐために活性酸素の働きに注目して、
タンパク質やビタミンなどの栄養の摂り方を工夫する必要があります。

ところが、そういったことに対する医学界や国民の意識は極めて低いです。

ビタミンB1(はたらき)ブドウ糖利用、エネルギーづくり、
              アルコール分解、
              神経機能の維持(神経伝達として働く)
        (欠乏症)疲労・倦怠・動機・息切れ、筋力低下、
              脚気、物忘れ、イライラ、居眠り、脳症
        (供給源)ブタ肉、焼ノリ、ゴマ、落花生、ウナギ、
              タイ、卵

ビタミンB2 (はたらき)脂肪酸利用、エネルギーづくり、解毒、
              生殖・成長を助ける、免疫力を保持、
              抗酸化作用
        (欠乏症)粘膜(口腔など)・皮膚・目の炎症、ニキビ、
              疲労、体重減少、流産、感染症、うつ、
              知能おくれ
        (供給源)焼ノリ、干シイタケ、アーモンド、納豆、卵、
              ブタ肉、牛乳

ビタミンB6 (はたらき)アミノ酸利用、神経伝達物質合成、
              免疫機能の維持、造血を助ける、抗炎症作用
        (欠乏症)動脈硬化、つわり、けいれん、感染症、貧血、
              関節炎、ゼンソク
        (供給源)大豆、クルミ、バナナ、ブタ肉、ジャガイモ

ビタミンB12 (はたらき)エネルギーづくり、神経の修復、
               生体リズム調節免疫機能の維持、
               造血を助ける
         (欠乏症)倦怠、脱力感、知覚異常、神経痛、睡眠障害、
               染色体異常、悪性貧血、関節痛
         (供給源)カキ(貝)、魚卵、ニシン、サバ、ブタ肉、
               イワシ、卵
 
スカベンジャーとなる食品
(病気や老化の原因となる活性酸素を除去する食品)
       (食品名)  
ビタミンC レモン、イチゴ、ミカン、柿、パセリ、トマト、ブロッコリー、
       ピーマン、サツマイモ、番茶

ビタミンE アーモンド、コムギ胚芽、大豆、落花生、ウナギ、シジミ、
       カツオ、アユ

カロチノイド 緑黄色野菜(ニンジン、カボチャ、トマトなど)柑橘類、
        赤身の魚、海藻、卵黄、魚卵(タラコ、スジコ、ウニなど)

ポリフェノール ゴマ、緑茶、赤ワイン、コーヒー、ショウガ、
          香辛料(グローブ、ナツメグなど)、ハーブ


要はガン遺伝子を抑えこむ抑制タンパクが不足しない様に気をつけること、
良質タンパクを十分に摂り、タンパク質づくりの酵素と、
そのサポーターとなるビタミンを大量に摂取する
さらにせっかく作った抑制タンパクが壊されないように、
「電子ドロボー」の活性酸素を退治するスカベンジャーを忘れてはいけないということです。

活性酸素は、農薬や添加物を解毒するとき、
細菌やウイルスの感染を防ぐために免疫が働くとき、
紫外線・X線・放射線などを浴びたとき、
ストレスを受けたとき活性酸素は出現します
20:25  |  健康  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

テーピング 足関節

2010.04.26 (Mon)

前頚ひ靭帯を損傷された患者さんが来られ、テーピングの巻き方を
伝授しました。自己流のところもありますが、紹介させて頂きます。 
まずアンダーラップを巻きます。たまに、ない方がいいと言う人がいますが、
足首に関しては普通は巻きます。

e0061361_1432171.jpg

次にアンカーテープを巻きます。このときに注意して欲しいのは、
末梢部は伸縮性のあるテープを使ってください。コットンテープでは
リスフラン関節の伸び縮みができなくなります。中枢部は下腿三頭筋の移行部
(アキレス腱のやや上)のやや上を巻いて下さい。通常2本です。

e0061361_1438274.jpg

背屈制限のためテープです。硬めの伸縮性のテープで末梢から少しテンションをかけて引っ張り上げて下さい。この時きつめにはしないで下さい。あまりきつすぎると、下腿三頭筋が痙攣を起し易くなります。

e0061361_1442858.jpg

これも背屈制限のテープです。これは一見フィールロックににていますが、
関節を包み込まず、頚骨の上で終わる様に巻いて下さい。

e0061361_1445225.jpg

ホースシューというテープです。前頚ひ靭帯の場合は、外がえしのときに負傷するため、原則として内反制限を意識して巻きますが、この時に注意してもらいたいのは、内反制限ばかりを意識し過ぎると、前距ひ靭帯の捻挫を引き起こし易くなりますので、少し内反制限も意識して巻いて下さい。どういう事かというと、外にも軽くバランスを保つ様に引っ張れという事です。

e0061361_1451572.jpg

関節包を包み込みます。内から外に巻きます。

e0061361_14534680.jpg

フィールロックを巻きます。痛みがない場合は伸縮性のテープでもいいと思いますが、痛みのある時はコットンで補強して下さい。

e0061361_1457359.jpg

最後、フィギュアエイトを軽く巻いて下さい。この時、先ほども言いましたが外反ばかりを意識すると前距ひ靭帯の捻挫の誘発になるため、少し内反強制もして下さい。

e0061361_1511656.jpg

完成図です。

e0061361_1515141.jpg

あまり上手なテーピングじゃなくて、すみません!
内反制限のテーピングはよく参考書で見られると思います。前頚ひ靭帯の
テーピングって、知らない方が多いと思いブログに載させてもらいました。
前頚ひ靭帯という言葉も知らない方も多いと思います。
頚骨とひ骨の間にある靭帯です。足関節が外反強制されたときに
頚骨と距骨がぶつかっていく時に損傷します。

スポーツをされている方や、スポーツに従事されている方の参考になれば幸いです。

テーピングの練習をされたい方は、まず包帯で練習して下さい。
いきなりテーピングで練習すると、初心者の方は莫大な費用がかかります。
見本にして下さい。

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18:52  |  スポーツ障害  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

ラグビーの試合で再び感じた事

2010.04.25 (Sun)

ラグビーの試合に行って来ました。
甲南高校ー合同チーム

試合前、テーピングをしました。
坂田くんをテーピング

先週はサッカーの試合に行かしてもらいました。
上の写真は手首のテーピングですが、
サッカーで手首のテーピングをする事は、
あまり無いように思います。
やはり、スポーツによって負傷するところ、
また予防するところは違って来ます。
競技によって用意するものが違って来る、
これって本当に勉強になると私は思います。

試合後に治療もさせて頂きました。
金子くんの治療

肩を治療する

ラグビーの試合ではいつも注意している事があります。
目線をゲームに集中するな!という事です。
というのはラグビーというスポーツはとにかく怪我の多いスポーツです。
競技の途中で怪我が起こる訳です。
完璧にする事は非常に難しいですが、
その怪我の発生起点を出来るだけ診ておく必要があります。
「診ておく」と書きましたが、
この場合は意識する意味でも、
「見ておく」ではなく「診ておく」の方が適当と思います。
とにかく怪我が出ると出来るだけ選手の立場になり、
そして俊敏に対応するように心掛けています。

今日はそんな事を思いながら試合に帯同させて頂きました。
でもこれってラグビーのみならず、
どんな競技でも共通している事と思います。
今後はサッカーにも帯同させて頂くつもりですが、
サッカーにおいてもこの辺を勉強して行こうと考えています。
19:41  |  未分類  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

サッカーでのトレーナー活動

2010.04.18 (Sun)

あるサッカーチームにトレーナー活動として行って来ました。
サッカーのチームに仕事として行くのは初めてです。
サッカーというのは蹴球のスポーツです。
やはり下半身を重点的に診て行きました。
膝の中を見ている

上の写真は膝の徒手検査をしている所です。
我々トレーナー、治療家の治療は限界があります。
この徒手である程度の痛み具合を診ます。
治療に入る前にどこの損傷が疑われか、
どの程度の損傷具合か、
我々の治療でも十分に改善出来るか、
Drの診断、治療が必要か、
それを必ず診ます。
そして選手にそれに納得をしてもらい、
そして治療に入って行きます。

これはサッカーであろうがラグビーであろうが、
当たり前の事ではあります。

そして治療に入って行きました。
ウイングチェック

今回初めてサッカーでお世話になりましたが、
診ているとやはりサッカー独特の疾患があるように思えます。
これも私にとっては非常に勉強になります。

こうして見ると、
私達の仕事はいろんなスポーツに携われます。
スポーツによって雰囲気もぜんぜんに違います。
その雰囲気を味わうのも我々の仕事の特権と思いました。
平成22年4月18日履正社G
20:11  |  未分類  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

三石理論

2010.04.08 (Thu)

今拝読している本ですが、
正直、ちょっと強烈な題材と思いました。
ところが読んでいると結構おもしろいです。
医学常識はウソだらけ

どんな事が書いてあるか、
高血圧の原因は食塩の摂取の過剰摂取だけが原因ではなく、
カリウムの不足も原因として訴えておられます。
また動脈の収縮はカルシウム、弛緩にはマグネシウム、
マグネシウムにはナトリウムやカルシウムを細胞の外へ出し、
縮んだ筋肉を緩める働きがあり、
高血圧や不整脈を予防する。
血管の弾力性の問題から、
良質タンパク質を摂取しなければならない!

知り合いにサプリメントの仕事をされている方がおられます。
その方の勧めで三石先生の本を読んでいるんですが、
私は普段から薬だけに頼っていてはいけない、
やはり身の回りで出来ることを少しづつして行く、
これらが大事と考えています。
ただやはり薬も病院での診察も処方も大事です。
ちょっとこの本の題材には驚きました。
しかしこの三石理論も大事と思いました。

よく読んで勉強して行こうと思ってます。
12:43  |  健康  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

浮腫みの症状緩和

2010.04.04 (Sun)

リンパ浮腫

写真では分かりにくいですが、
右足と左足の太さが違います。
大腿周計、下腿周計も10cmの差があります。
右足が太くなっています。

10年程前に膝の手術をされておられますが、
それが原因かどうかは言えません、
子宮がんの手術をされた方でリンパ浮腫となられ、
下肢がパンパンに浮腫む方がおられます。
この方の場合そこまでひどくないにしろ、
やはり10cm左右差があると、
誰でも心配になるのは当然です。

どこまで症状が緩和するかは分かりませんが、
出来るだけの事はやって見たいと思っています。
20:34  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)
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