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足関節内反捻挫

2012.07.29 (Sun)

H.Pから来られた方
(こんな症状の方にお勧め)の捻挫をクリックされたと思います

捻挫には膝、手、肘関節など
いろいろな箇所がありますが

ここでは足関節について書きます

足関節捻挫はスポーツ障害の中でも
かなり頻度のある外傷です

まずは足関節局所のみの発生機転
診察、治療、リハビリについて書きます

(はじめに)
私はスポーツの現場、院で足関節捻挫の方を診ている限り
痛みがかなり楽になった

いつまでも休んでられない
という事で治癒が不十分な状態で競技に復帰され

不安定性、可動域制限、代償運動etc

これらの後遺症を残し
後々のパフォーマンスに影響を及ぼす

という事が多々見られます

これらの事を十分に踏まえ
しっかりとした治療、リハビリに取り込み

円滑な競技復帰を目指して欲しいと思います

(発生機転)

足関節内返し(底屈、内転、回外)強制により発生する

(予防策)

・接地時に足趾を伸展、開排(toe-out)させる
・母趾球荷重を習慣化
・ジャンプ後着地では素早く下腿を前傾させ

足関節背屈位をとらせ関節の安定化

  踵骨の急激な回外を起こさない動パターンの習熟化
        ↓
  足関節内返しを防止する筋
  腓骨筋の強化、固有受容覚の強化(バランス訓練)
        ↓
  バランスボードの使用
  足趾屈曲位、外側荷重による
  バランス保持の習慣化や不安定性の助長

(診察)

靭帯や腱などの圧痛部位とその定度
足関節の可動域の確認

靭帯損傷定度、一度、二度、三度と分類する
※前方および内反テストは非常に重要である

院、現場では以上の診察を慎重に行うようにしております

しかし、診断をするのはDrあり
X-Pcheckで骨折の有無を確認する必要もあります

(合併症)

腓骨筋腱脱臼、腓骨骨折、軟骨損傷、離断性骨軟骨炎

(発症部位)

前距腓靭帯、踵腓靭帯

※遠位前脛腓靭帯、外側距踵靭帯
二部靭帯(踵舟靭帯と踵立方靭帯)

(関節不安定性)

前方不安定性と内反不安定性

X-Pによる足関節不安定性の計測
(新鮮例では疼痛、損傷組織の過剰なストレス
骨折などの合併症があるため回避すべきである)

(ROM)

背屈制限ー腓腹筋、ヒラメ筋、腓骨筋、後脛骨筋、
     足趾屈筋群の過緊張

背屈時に距骨あ前方に偏位し
距骨と脛骨の衝突も背屈制限の一因となる

(リハビリ)

■急性期

RICE処置が基本となる

compression 損傷した血管が封鎖さえ凝固塊の形成を計る
       血腫が形成されると損傷した血管断端の封鎖は困難となるため
       血腫形成の前に患部を固定し正確に圧迫を加える

■亜急性期

亜急性期と確認ができれば運動療法を開始する。

・腫脹部位にパットを当て
足趾の運動(タオルギャザーなどを行う)

・足関節の軽い底背屈運動の誘発

■回復期

足関節周囲筋、足趾筋の強化

・チューブを用いた足関節周囲筋の強化

・足趾開排、伸展と屈曲を繰り返す

・スクワットを中心とした荷重位でのトレーニング
 
①踵に荷重した状態で行う
 
②5mm程度踵を拳上した状態で行う
  ※母趾球、小趾球、下腿前傾に必要なヒラメ筋の強化
         ↓
   次にジャンプを行う
   ヒラメ筋、腓腹筋の協調運動の獲得

(治療家としての考え)

これからは私の治療家としての考えを書きます

まず捻挫の根本的な原因ですが
筋肉、骨格のバランスの乱れが第一の原因と考えています

下の写真ですが
下肢のバランスが乱れています
捻挫の脚の長さ

下の写真はバランスを揃えた後です
揃った脚の長さ

よく現場(スポーツ)で足関節にTapingをされているのを見かけます
もちろんTapingをされるのは非常に大事です

しかし、上記してる筋肉、骨格のバランスの乱れを正常に戻し
それからTapingをするのとしないのでは

かなりの差があると思います

今回の記事の冒頭に書いている発生機転ですが
もちろんこれが原因となっている事は確かです

しかし、私が捻挫をしている人を見ていると

同じ機転がかかっても
受傷する人としない人がいる

また、何度も捻挫を繰り返す

これは靭帯の支持力が低下している事も大きな原因ですが
私はそれだけではなく

やはり筋肉、骨格のバランスの乱れが

発生機転を起こしやすくしている!

私にはそのように思えます

従って、私の捻挫の治療は局所のみではなく
まずは筋肉、骨格のバランスの乱れを正常に戻す

この事から入ります

そして局所の治療、処置に入って行きます

これが私の足関節内反捻挫に関する考えです

ただ、冒頭に書いておりますが
捻挫は足関節だけではありません

膝、肘、手首などいろんな箇所に発生します

これら捻挫に対して足関節同様
まずは体全体のバランスの乱れを改善を計る治療から入って行きます

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