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オスッグットシュラッテル氏病で感じた事

2009.07.06 (Mon)

写真は典型的なオスグッド・シュラッテル氏病です。
Dc257.jpg
脛骨の脛骨粗面という所がありますが、
その箇所が突出して来る疾患です。
これは成長期の小学生から中学生に発症します。
この脛骨粗面に付着している腱ですが、
膝蓋靭帯が付着しています。
膝蓋靭帯は大腿四頭筋の腱ですが、
この大腿四頭筋の急激な収縮の繰り返しにより、
まだ骨が成長しきっていない子供の脛骨粗面が引っ張られ、
発症する訳です。
私は今までオスグッドの患者さんには、
大腿四頭筋の緩和が一番の治療と思っていました。
しかし、今回このオスグッドの患者さんを診て気づいた事は、
大腿四頭筋だけに捉われていてはいけない!とういう事でした。
というのは、
この方の骨格を診ると、
膝関節が屈曲気味になっている、
そして、腰椎の前わんが減少している、
背中が丸くなって来ている、
そして、大腿四頭筋よりも拮抗筋である大腿二頭筋の方が緊張している、
これらを感じました。
という事は、
オスグッドの患部の脛骨粗面だけに捉われず、
体全身からアプローチをかけなければいけない!
また、この方の足底を診ると、
舟状骨が出ている、
踵骨の後方が出ている、
これらも診受けられました。
やはり、体全身の骨格が悪くなり、
そして、脛骨粗面、舟状骨、踵骨の負担がかかり、
そして、まだ成長しきっていない骨が突出して来ている、
今回、この患者さんを治療してこのような事を感じました。
やはり、治療は体全身の筋肉の緊張を取ってやり、
そして、姿勢を真っ直ぐに意識をする事を指導しました。
(この方の場合、矯正と足底に行うテーピングも入れています)

昔、私が子供の頃はオスグッドなどの成長痛など、
はっきりいって聞いた事が無かったです。
しかし、現在はこの成長痛で来院される方が非常に多いです。
今回、この患者さんを診て勉強になった事は、
子供とはいえ、
やはり体全身を診るという事、
それと、子供には将来があります。
この方も将来どのように成るか分かりません、
今までに普通の子だな!と思って接していて、
成人してから日本を代表するプレーヤーになった選手を、
私は幾人も見て来ました。
子供の付き添いに来られているお母さん方は、
目先の試合に子供を出さしたい!という事をいわれますが、
子供にはどんな将来が待っているか分かりません、
私は今回のオスグッド・シュラッテル氏病の患者さんを治療し、
やはり、幼稚園、小学生とはいえ、
子供たちの将来を見て治療して行かなければならない!
これを勉強させられた感じです。
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11:41  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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