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変形性膝関節症

2009.07.25 (Sat)

よく来られる患者さんで、骨の形が変形してしまっている患者さんが多数おられます。
一番多いのは、膝ではないかと思います。「変形性膝関節症」です。
この症例の原因は様々ありますが、私は大きく二つに分けています。

まず一つは、運動不足、普段からあまり足を使わずに起こるものです。
膝というところは、その方の体重がもろにかかるところです。
筋肉の力が弱ったり、関節を支えている靭帯の支持力が弱ると、体の体重が支えられなく
なります。関節がグラグラの状態になってきます。
筋肉、靭帯で支えられなくなるため骨で支えようとします。
骨というところに支持力はありません。
そのため余分な骨を作り、その余分な骨で体を支えようとします。
普段、なくてもいいようなところなので、周りの組織はそれを排除しようとします。
そのときに、人間が本来もっている自然治癒力が働き痛みが誘発されるものと思います。

今私が診ている患者さんで、変形性膝関節症とともに「喘息」も発症した患者さんが
おられます。
この方の場合、今までの生き方に問題があったと思われます。
失礼ですが、この患者さんは裕福そうな人であります。
今までの運動不足、ストレスのまったくない生活が病気を引き起こしたものと思います。
治療は膝への血流を良くしてあげ、とにかく痛みがあっても足を動かすというアドバイスです。
そして家にじっとしているばかりでなく、買い物などにも出かけ人と接し、
体に刺激を与えるということを言っております。
治療を開始して一ヶ月しないのですが、だいぶ痛みがましになったと言われ、
春に、家族で沖縄に旅行に行く計画をたてているそうです。
血行を良くしてあげ、筋肉を鍛えることで、ある程度の変形は退縮します。

二つ目は酷使しすぎの使い痛めです。
以前、元横綱の曙の膝のレントゲンがテレビで拝見しましたが、完全に変形してしまい
クッションの役割をする半月板もほとんど磨り減っている状態でした。
これは体重の負担と完全な使い痛めです。
筋肉、靭帯を酷使しすぎて骨に負担がかかり、骨で体を支えようとします。
そのため変形が進んできます。
この場合は、膝への血行を良くしてあげ、練習の量を減らすことです。
治療だけでは治りません。
対症療法(ステロイドによる局部注射、腫れを抜き痛み止めを注入する注射「アルツ」、
湿布、インドメタシン)では、なんの解決にもなりません。
これは一つ目にも言えることです。

私は、これら二つに大きく分け患者さんに接します。
しかし、普段臨床をしていて、一つ目の人が圧倒的に多いです。
やはり人間の体は使わなければいけません。
変形、痛みが進み、いつまでも使わなければ以前にも書きましたが、
そのようなところは廃墟化してしまいます。
使い物にならなくなってしまします。
そういうところは、また次の廃墟を生みます。
膝でいえば下半身にきます。
直腸、膀胱、子宮、前立腺、睾丸など重要な臓器や器官があるところです。
これらに血流障害がおこり、いずれなんらかの病気が引き起こされます。

ただの膝痛となめてかからず、痛みというのは体からのなんらかのサインです。
必ず専門家に診てもらい、きっちりと治すべきです。
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11:21  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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