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肉離れ

2009.09.24 (Thu)

肉離れの好発部位はふとももの裏側、大腿二頭筋です。
今回は肉離れを発症してすぐに来院された患者さんですが、
診たところ、腫脹があまりになく、
筋肉の断裂はあまりひどくないと判断しましたが、
治療をしていくと、なかなか一筋縄では行きませんでした。

負傷部位ですが、
大腿二頭筋のド真ん中でした。
ここだけの痛みを取れば良いというものではありません、
と言うのは、この方は以前にACLを断裂され、
ACL再腱術の手術をされています。
そのために、大腿二頭筋に普段からかなりの負担をかけていたと思います。
右と左のACLの動揺性を比べると、
手術をされた方が硬く感じました。
本来のACLの硬さは手術をされていない左の方です。
この硬さがこの方の頭の中にはインプットされているはずです。
左のACLの硬さがこの方の感性です。
ところが手術をされて、
まったく元通りに戻った方を私は診た事がありません。
頭の中にある感性と、
膝の硬さとはギャップが生じていると言う事です。
このために普段からかなりの負担をかけていると考えられます。
当然、肉離れも多くなってきます。
そして治療をすると肉離れをしている箇所だけでなく、
他に負担をかけている箇所も多数あります。
肉離れをしている箇所、負担をかけて硬くなっている箇所、
同じ大腿二頭筋の中にいろいろ存在すると言う事です。
それを一つずつ取っていってあげました。

治療前ですが、
膝関節の屈曲にかなりの運動制限があります。
治療後ですが、
最初よりもかなり膝関節の屈曲が出来るようになりました。
完全ではありませんでしたが、
ここまで下肢があがってくれば上出来だと思います。

最後に患者さんから聞かれた事ですが、
「アイシングした方がいいですか?」
この質問に対しても慎重な言い方が必要です。
肉離れをした箇所は治療後、
アイシングを20分位施し、
その後はバンテージなどで軽い圧迫をしていれば良いと思います。
この段階で極端に温めるのは良くありません。
硬くなって痛みの出ている箇所に関しては、
やはり治療後、20分位のアイシングの後にお風呂などで良く温め、
ストレッチを良くする事を勧めます。
ところが、同じ大腿二頭筋に両方する事は不可能です。
この場合、私の指導の仕方ですが、
どちらがひどいか、どちらの予後が悪いか、
それを判断します。
そして判断した方を選択します。
この場合、選択したのは肉離れを起こした方です。

今回の肉離れの治療については、
本当にいろいろ勉強させて頂きました。
最初の所見では、
以外と簡単に痛みが取れると思いましたが、
やはり、一筋縄にいかないものです。
どの職業の方を取ってもそうですが、
教科書通りには行かないものですね!
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15:48  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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