五十肩
2009.10.31 (Sat)
肩関節部の退行性変化を基盤として
肩関節部の疼痛と運動制限を伴う症候群をいいます
五十歳代に多くついた名前ですが
肩関節周囲炎ともいわれます
肩関節周囲炎には腱板の変化、上腕二頭筋長頭腱腱鞘炎
肩峰下滑液包炎、石灰沈着性腱炎(腱にカルシウムが沈着して、急性の激しい痛みを発症)などがあり
広い範囲の疾患をさす疾患名です
また、これらの疾患から五十肩の症状発現に関与するとも考えられています
(治療)
治療に関しては
肩関節に独特の関節の拘縮をきたしているため
この拘縮を緩和して
肩関節をスムーズに動かす事を目的とした治療を施して行きます
●主要経穴
頭項部 天柱
肩背部 臑兪 肩髃 肩髎 膏肓 雲門 中府 天宗 曲泉
上肢 曲池 外関 陽池
下の写真は肩髃穴を刺激しているところです

これからは私が考える五十肩の治療です
五十肩になる原因ですが
肩関節部の退行性変化だけではないと私は考えています
もちろん長年の使い傷め
肩を動かす動作をあまりしない退行性変化
これらの原因もあります
ところが、私が普段から五十肩の患者さんを治療していると
姿勢の悪さ、骨格の異常が目に付きます
この姿勢の悪さや骨格の異常が五十肩の原因になっているように感じ取れます
では、これらはどのようにいて来るか
運動不足から来る筋力低下による姿勢の悪さ
忙し過ぎる日々でストレスを抱え込み
内臓を中心とした血流障害から来る姿勢の悪さ
(内臓の血流が悪くなると、内臓に血流を送ろうと必ず前かがみになります)
いずれにしろ、この姿勢の悪さは
前かがみとなり猫背にります
猫背になると肩関節の動きは非常に悪くなります
可動域が狭くなります
以上の事から
私の五十肩に対する治療は
肩関節のみにとらわれず
まずは内臓の血流障害を取る!
猫背になる事により圧迫され
血流障害を受けている鎖骨下部をはじめとする
胸部前面の治療
背中は引っ張られ
そのためゴリゴリのしこりが出来ている背中の治療
これらに重点を置きます
(内臓の治療)

(胸部の治療)

(背中の治療・ビューティーミニ)
ビューティーミニに関しては以下をご覧下さい
↓
マイナスイオン・ローリング器具
マイナスイオン・ローラー

(背中の治療・深細部中)

※また、こういう方も多々おられます
「以前、五十肩になったけど、いつの間にか治った!」
こういう方の肩を診ると
五十肩特有の急激な痛みはありませんが
運動制限が残存している
つまり、動きが悪くなって痛みが取れている
(運動制限が残っていない方もおられますが
私の経験上、ほとんどの方は運動制限が残存しています)
肩に痛みが出るという事は
姿勢の悪さ(猫背)や退行性変化から来る血流障害です
という事は
普段動いていない所を「もっと動かし血流を送りなさい!」という
体からのサインと私は考えています
この時に痛いからといって放っておけば
体は「ここはもう使わなくていいのか!」と認識してしまいます
この結果、痛みは取れても
運動制限が残ってしまうという事が起こってしまいます
こうなれば、周囲の組織にも血流障害が発生し
五十肩以外のいろいろな体調不良や疾患の原因になります
町の商店街で一つの店が廃業され
シャッターを常に下ろしていると
商店街全体の雰囲気が悪くなり
客足が遠のきます
すると、また一店二店と廃業される店が出て来ると思います
これが体でも同じ事が起こっていると私は考えています
五十肩と口でいうと
何か気軽に聞こえるかも知れません
しかし、本人にとっては大変です
また、放って置けば運動制限が残存し
何らかの弊害を招きます
五十肩といわれれば
ぜひご相談して頂きたいと思います
しっかりとした治療を施すべきです
ラグビー治療院
芦屋院・豊中院 ローリング健康センター
http://www.ashiya-olling.com
肩関節部の疼痛と運動制限を伴う症候群をいいます
五十歳代に多くついた名前ですが
肩関節周囲炎ともいわれます
肩関節周囲炎には腱板の変化、上腕二頭筋長頭腱腱鞘炎
肩峰下滑液包炎、石灰沈着性腱炎(腱にカルシウムが沈着して、急性の激しい痛みを発症)などがあり
広い範囲の疾患をさす疾患名です
また、これらの疾患から五十肩の症状発現に関与するとも考えられています
(治療)
治療に関しては
肩関節に独特の関節の拘縮をきたしているため
この拘縮を緩和して
肩関節をスムーズに動かす事を目的とした治療を施して行きます
●主要経穴
頭項部 天柱
肩背部 臑兪 肩髃 肩髎 膏肓 雲門 中府 天宗 曲泉
上肢 曲池 外関 陽池
下の写真は肩髃穴を刺激しているところです

これからは私が考える五十肩の治療です
五十肩になる原因ですが
肩関節部の退行性変化だけではないと私は考えています
もちろん長年の使い傷め
肩を動かす動作をあまりしない退行性変化
これらの原因もあります
ところが、私が普段から五十肩の患者さんを治療していると
姿勢の悪さ、骨格の異常が目に付きます
この姿勢の悪さや骨格の異常が五十肩の原因になっているように感じ取れます
では、これらはどのようにいて来るか
運動不足から来る筋力低下による姿勢の悪さ
忙し過ぎる日々でストレスを抱え込み
内臓を中心とした血流障害から来る姿勢の悪さ
(内臓の血流が悪くなると、内臓に血流を送ろうと必ず前かがみになります)
いずれにしろ、この姿勢の悪さは
前かがみとなり猫背にります
猫背になると肩関節の動きは非常に悪くなります
可動域が狭くなります
以上の事から
私の五十肩に対する治療は
肩関節のみにとらわれず
まずは内臓の血流障害を取る!
猫背になる事により圧迫され
血流障害を受けている鎖骨下部をはじめとする
胸部前面の治療
背中は引っ張られ
そのためゴリゴリのしこりが出来ている背中の治療
これらに重点を置きます
(内臓の治療)

(胸部の治療)

(背中の治療・ビューティーミニ)
ビューティーミニに関しては以下をご覧下さい
↓
マイナスイオン・ローリング器具
マイナスイオン・ローラー

(背中の治療・深細部中)

※また、こういう方も多々おられます
「以前、五十肩になったけど、いつの間にか治った!」
こういう方の肩を診ると
五十肩特有の急激な痛みはありませんが
運動制限が残存している
つまり、動きが悪くなって痛みが取れている
(運動制限が残っていない方もおられますが
私の経験上、ほとんどの方は運動制限が残存しています)
肩に痛みが出るという事は
姿勢の悪さ(猫背)や退行性変化から来る血流障害です
という事は
普段動いていない所を「もっと動かし血流を送りなさい!」という
体からのサインと私は考えています
この時に痛いからといって放っておけば
体は「ここはもう使わなくていいのか!」と認識してしまいます
この結果、痛みは取れても
運動制限が残ってしまうという事が起こってしまいます
こうなれば、周囲の組織にも血流障害が発生し
五十肩以外のいろいろな体調不良や疾患の原因になります
町の商店街で一つの店が廃業され
シャッターを常に下ろしていると
商店街全体の雰囲気が悪くなり
客足が遠のきます
すると、また一店二店と廃業される店が出て来ると思います
これが体でも同じ事が起こっていると私は考えています
五十肩と口でいうと
何か気軽に聞こえるかも知れません
しかし、本人にとっては大変です
また、放って置けば運動制限が残存し
何らかの弊害を招きます
五十肩といわれれば
ぜひご相談して頂きたいと思います
しっかりとした治療を施すべきです
ラグビー治療院
芦屋院・豊中院 ローリング健康センター
http://www.ashiya-olling.com
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トランザム |
2009.11.01(日) 07:06 | URL |
【編集】
トランザムさん、コメントありがとうございます。
僕には体というのは全体が関連しているように思えます。
僕も局所を重視する時もありますが、
その患者さんにもよるかも知れませんが、
やはり、体全体を診た方が結果は良いように思えます。
整体スクール頑張って下さい!
また、いろいろと教えてくださいね!
私が行っているローリング治療に対しても、
トランザムさんのような人に、
どんどん見ていってもらいたいと思います。
曲泉、早速付け足して頂きました。
ご教授、ありがとうございました。
僕には体というのは全体が関連しているように思えます。
僕も局所を重視する時もありますが、
その患者さんにもよるかも知れませんが、
やはり、体全体を診た方が結果は良いように思えます。
整体スクール頑張って下さい!
また、いろいろと教えてくださいね!
私が行っているローリング治療に対しても、
トランザムさんのような人に、
どんどん見ていってもらいたいと思います。
曲泉、早速付け足して頂きました。
ご教授、ありがとうございました。
陽池ではなくて大陵ではないですか?
|
2012.08.27(月) 23:42 | URL |
【編集】
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>肩関節のみにとらわれず、
>まずは内臓の血流障害を取る!
>猫背になる事により圧迫され、
整体的な考え方ですよね。
もちろん、整体に限りませんが
なんとなく局所で捉えてる方も少なくない気がして上記の言い方になってしまいました(汗)
それでというか、
俺は来年1月から整体のスクールに通うことにしたわけなんですが今から楽しみです。
ちなみに若いころ見習いで行ってた治療院の中国人先生は、五十肩で「曲泉」のツボも使ってました。