不眠症
2009.11.23 (Mon)
不眠症は自律神経の乱れによって起こる場合が多いです。
不眠症の場合「どうしても眠れない!」という事で、
睡眠薬や精神安定剤を服用されている方が多いです。
●薬の名前
ハルシオン、レキソタン、デパス、リーゼ、ネルボン、ベンザリン、プロバリン、
レンドルミン、ユーロジン、マイスリー、アモバン
とくによく効く薬は血中濃度を高め、
スッ!と眠くなります。
しかし、薬の服用は依存性を招きます。
薬は決して治療にはなっていません、
やはり、不眠症になるという事は、
交感神経緊張状態になられています。
副交感神経(リラックス神経)を緊張さす治療が重要です。
その他、ご自分で運動をしたり、
お風呂でゆっくりと体を温めたりする事も重要です。
(肩には自律神経の反射区、自律神経を調節する作用があります)

これは私の経験上ですが、
睡眠薬や精神安定剤を服用されている方は、
これらの薬の他に、痛み止め、血圧降下剤、胃薬など、
何種類もの薬を服用されている方が少なくありません、
このような方を診ていると、
共通している症状があるように思えます。
それは、ベットなどで横になっていると、
じっとしていられない、
常に体幹や下肢を動かしている、
薬の常習性により交感神経緊張状態となられ、
体幹や下肢に血流を送っている動作と私は考えました。
そして、ここで私が思いついた事ですが、
最近、やたらとパーキンソン氏病といわれる方が少なくありません、
これは私の憶測ですが、
何種類もの薬を常用する事により、
交感神経緊張状態となられ、
パーキンソン氏病を引き起こしている!
もちろん、パーキンソン氏病は遺伝子の配列の異常も確認されています。
しかし、私には上記している事も、
原因の一つに思えてなりません!
もちろん、薬のいきなりの脱却は大変です。
逆に眠れないストレスを溜め込み、
帰って症状がひどくなるようになると思われます。
しかし、薬だけに頼っていては、
根本的な治療になっていなく、
「薬がなければ眠れない!」という体になって行かれ、
上記しているように、
何種類もの薬の服用、
薬スパイラルに陥っていく可能性もあると思います。
ローリング治療、お風呂で体を温める、運動をするなど、
副交感神経を緊張する事により、
根本的な治癒を目指され、
そして、少しずつ薬からの脱却を考えて行かれてはどうでしょうか!
(大腿部の外側を治療)

これは私がいつも寝る前に、
布団の上で行っている事ですが、
大腿部の外側をよくほぐすと、
寝付きが良くなるように思えます。
この箇所には足の少陽胆経があります。
足の少陽胆経は目の近くの瞳子髎という、
目の近くから始まる経絡です。
元々足の少陽胆経は目にも効く経絡です。
大腿部の外側を治療する事で、
目にも良い作用があり、
自律神経にも良い効果があると私は考えたのですが、
この辺の所は私の経験と考えで書かして頂きました。
また、アスリートやビジネスマンなど、
バリバリに体を酷使されているにも関わらず、
眠れないという方も多々おられます。
決して珍しくありません!
こういう方は、寝ても覚めても練習や仕事の事ばかり、
頭の中は常に交感神経緊張状態、
そして、眠れなかったら、
明日の練習や仕事に差し支えるという不安状態になられます。
競技の時、アスリートのベストの状態ですが、
頭の中も体も常にリラックスしておかなければなりません、
しかし、常に交感神経が緊張し、
頭の中も考え事だらけ、
体も緊張し続ける事でガチガチ、
いざという時に体がいう事を聞きません、
寝ても覚めてもこういう状態になられています。
こういう方の場合、
治療で体を副交感神経緊張状態にすると同時に、
何か悩みや不満、スランプなどがあるはずです。
カウンセリングも重要と考えています。
また、お年寄りでも睡眠薬を服用されている方が少なくありません、
お年寄りの場合、体を動かす量が若い時に比べて少ないと思います。
治療で血流を良くする事も重要ですが、
できる範囲での運動、
お風呂でゆっくりと体を温め、
体を疲れるようにも支持しています。
極端にいえば、
プロ野球選手やプロレスラーと同じ睡眠時間のはずがありません、
体も酷使していないのに、
体が要求している睡眠時間を無視して薬の力で睡眠を取っていると、
無気力の世界に入って行くと私は考えています。
●不眠症の治療
※主要経穴
・頭部 百会
・頚部 風池 完骨
・腹部 中脘
・背部 身柱 心兪 肝兪
・上肢 神門
・下肢 足三里 解谿
(星状神経節ローリング)

この箇所の奥には星状神経節といって、
自律神経を調整する非常に大事な神経節があります。
よく麻酔科のDrが三叉神経痛などでブロック注射をされます。
星状神経節ブロックといわれますが、
もちろん、ローリングでは星状神経節までは届きません、
しかし、私はこの箇所をローリングで刺激する事で、
交感神経の緊張を取るには、
必ず良い効果をすると考えています。
(百会穴)

百会穴はおおくの経絡がここに「会合して集まる」という意味で、
足底の勇泉経をアースと例えれば、
百会穴はアンテナのような役割をする。
その他、脳障害、頭の病気、頭痛、ノイローゼ、足や腰の痛みなどにも効果があります。
(失眠穴)

●不眠とは逆に眠気を取るという経穴
会議や車の運転で眠気が出て仕方ないという方、
ぜひ、お試し下さい!
(風府穴)

(労営穴)
労営穴の取穴法です。
手掌で、第3指と第4指を屈しその指尖の当たるところの中間に取る。

指圧補助器などを使用すると非常にやり易いです。

●不眠症に対する食事療法
不眠症に効く食事として、
トリプトファンという必須アミノ酸を含んでいる食事が重要です。
トリプトファンは体内に吸収されたあと、
眠りを誘うセロトニン、メラトニンに合成され催眠作用をもたらします。
※トリプトファンを多く含む食物
肉類(とくに鶏肉)、果物、イモ、バナナ、穀類、
牛乳、大豆製品(納豆)、ゴマ、クルミ、ハチミツ
長くなりましたが以上です。
不眠症とはまだまだ解明されていない所も多いと思います。
実は私も高校時代に不眠症で悩まされました。
私は高校時代はラグビーをしていました。
花園にも出場した事があり、
かなり厳しい練習もしました。
とにかく練習がきつく嫌で嫌で、
そんな事を考えていると夜が眠れなくなってしまいました。
次の日の練習を考えると、
余計に不安に陥り眠れなくなります。
こんな思いをした私です。
治療家として何かお役に立てるはずです。
不眠症でお悩みの方、
ぜひ、ご相談下さい!
芦屋ローリング健康センター・山西整骨院
http://www.ashiya-rolling.com
不眠症の場合「どうしても眠れない!」という事で、
睡眠薬や精神安定剤を服用されている方が多いです。
●薬の名前
ハルシオン、レキソタン、デパス、リーゼ、ネルボン、ベンザリン、プロバリン、
レンドルミン、ユーロジン、マイスリー、アモバン
とくによく効く薬は血中濃度を高め、
スッ!と眠くなります。
しかし、薬の服用は依存性を招きます。
薬は決して治療にはなっていません、
やはり、不眠症になるという事は、
交感神経緊張状態になられています。
副交感神経(リラックス神経)を緊張さす治療が重要です。
その他、ご自分で運動をしたり、
お風呂でゆっくりと体を温めたりする事も重要です。
(肩には自律神経の反射区、自律神経を調節する作用があります)

これは私の経験上ですが、
睡眠薬や精神安定剤を服用されている方は、
これらの薬の他に、痛み止め、血圧降下剤、胃薬など、
何種類もの薬を服用されている方が少なくありません、
このような方を診ていると、
共通している症状があるように思えます。
それは、ベットなどで横になっていると、
じっとしていられない、
常に体幹や下肢を動かしている、
薬の常習性により交感神経緊張状態となられ、
体幹や下肢に血流を送っている動作と私は考えました。
そして、ここで私が思いついた事ですが、
最近、やたらとパーキンソン氏病といわれる方が少なくありません、
これは私の憶測ですが、
何種類もの薬を常用する事により、
交感神経緊張状態となられ、
パーキンソン氏病を引き起こしている!
もちろん、パーキンソン氏病は遺伝子の配列の異常も確認されています。
しかし、私には上記している事も、
原因の一つに思えてなりません!
もちろん、薬のいきなりの脱却は大変です。
逆に眠れないストレスを溜め込み、
帰って症状がひどくなるようになると思われます。
しかし、薬だけに頼っていては、
根本的な治療になっていなく、
「薬がなければ眠れない!」という体になって行かれ、
上記しているように、
何種類もの薬の服用、
薬スパイラルに陥っていく可能性もあると思います。
ローリング治療、お風呂で体を温める、運動をするなど、
副交感神経を緊張する事により、
根本的な治癒を目指され、
そして、少しずつ薬からの脱却を考えて行かれてはどうでしょうか!
(大腿部の外側を治療)

これは私がいつも寝る前に、
布団の上で行っている事ですが、
大腿部の外側をよくほぐすと、
寝付きが良くなるように思えます。
この箇所には足の少陽胆経があります。
足の少陽胆経は目の近くの瞳子髎という、
目の近くから始まる経絡です。
元々足の少陽胆経は目にも効く経絡です。
大腿部の外側を治療する事で、
目にも良い作用があり、
自律神経にも良い効果があると私は考えたのですが、
この辺の所は私の経験と考えで書かして頂きました。
また、アスリートやビジネスマンなど、
バリバリに体を酷使されているにも関わらず、
眠れないという方も多々おられます。
決して珍しくありません!
こういう方は、寝ても覚めても練習や仕事の事ばかり、
頭の中は常に交感神経緊張状態、
そして、眠れなかったら、
明日の練習や仕事に差し支えるという不安状態になられます。
競技の時、アスリートのベストの状態ですが、
頭の中も体も常にリラックスしておかなければなりません、
しかし、常に交感神経が緊張し、
頭の中も考え事だらけ、
体も緊張し続ける事でガチガチ、
いざという時に体がいう事を聞きません、
寝ても覚めてもこういう状態になられています。
こういう方の場合、
治療で体を副交感神経緊張状態にすると同時に、
何か悩みや不満、スランプなどがあるはずです。
カウンセリングも重要と考えています。
また、お年寄りでも睡眠薬を服用されている方が少なくありません、
お年寄りの場合、体を動かす量が若い時に比べて少ないと思います。
治療で血流を良くする事も重要ですが、
できる範囲での運動、
お風呂でゆっくりと体を温め、
体を疲れるようにも支持しています。
極端にいえば、
プロ野球選手やプロレスラーと同じ睡眠時間のはずがありません、
体も酷使していないのに、
体が要求している睡眠時間を無視して薬の力で睡眠を取っていると、
無気力の世界に入って行くと私は考えています。
●不眠症の治療
※主要経穴
・頭部 百会
・頚部 風池 完骨
・腹部 中脘
・背部 身柱 心兪 肝兪
・上肢 神門
・下肢 足三里 解谿
(星状神経節ローリング)

この箇所の奥には星状神経節といって、
自律神経を調整する非常に大事な神経節があります。
よく麻酔科のDrが三叉神経痛などでブロック注射をされます。
星状神経節ブロックといわれますが、
もちろん、ローリングでは星状神経節までは届きません、
しかし、私はこの箇所をローリングで刺激する事で、
交感神経の緊張を取るには、
必ず良い効果をすると考えています。
(百会穴)

百会穴はおおくの経絡がここに「会合して集まる」という意味で、
足底の勇泉経をアースと例えれば、
百会穴はアンテナのような役割をする。
その他、脳障害、頭の病気、頭痛、ノイローゼ、足や腰の痛みなどにも効果があります。
(失眠穴)

●不眠とは逆に眠気を取るという経穴
会議や車の運転で眠気が出て仕方ないという方、
ぜひ、お試し下さい!
(風府穴)

(労営穴)
労営穴の取穴法です。
手掌で、第3指と第4指を屈しその指尖の当たるところの中間に取る。

指圧補助器などを使用すると非常にやり易いです。

●不眠症に対する食事療法
不眠症に効く食事として、
トリプトファンという必須アミノ酸を含んでいる食事が重要です。
トリプトファンは体内に吸収されたあと、
眠りを誘うセロトニン、メラトニンに合成され催眠作用をもたらします。
※トリプトファンを多く含む食物
肉類(とくに鶏肉)、果物、イモ、バナナ、穀類、
牛乳、大豆製品(納豆)、ゴマ、クルミ、ハチミツ
長くなりましたが以上です。
不眠症とはまだまだ解明されていない所も多いと思います。
実は私も高校時代に不眠症で悩まされました。
私は高校時代はラグビーをしていました。
花園にも出場した事があり、
かなり厳しい練習もしました。
とにかく練習がきつく嫌で嫌で、
そんな事を考えていると夜が眠れなくなってしまいました。
次の日の練習を考えると、
余計に不安に陥り眠れなくなります。
こんな思いをした私です。
治療家として何かお役に立てるはずです。
不眠症でお悩みの方、
ぜひ、ご相談下さい!
芦屋ローリング健康センター・山西整骨院
http://www.ashiya-rolling.com
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