第三回蓑原ローリング療法協会学術大会
2009.11.30 (Mon)
第三回蓑原ローリング療法協会学術大会が名古屋でありました。

13名の先生方の講演がありました。
先生方の普段の臨床の熱意が伝わります。
私もその中で、せん越ながら講演させて頂きました。

私は普段から臨床で血管美人という機材を設置しております。
その血管美人でいつも思っている事、
疑問に思って考えている事を、
「血流から考える技術」という項目で発表させて頂きました。
血流から考える技術
当院には血管美人という血流、
血管の形状を測定する機械を設置おります。
私が普段から患者様を測定させて頂いていて考えている事を発表させて頂きます。
普段臨床をしていると術者も患者様自信も「血流が悪い!」といわれますが。
この血流が悪いという事ですが、
血管美人で診るまではただ単に血流が滞って遅くなっているものとばかり思っていました。
ところが患者様の血流を測定していると、
体調が悪いといいながらも、やたらと速くなっている人や遅くなっている人、
また同じ人でありながらやたらと速くなっているところや遅くなっているところがあるというのが、
私が普段から血管美人を測定していて感じているところです。
この事から血流は速すぎてもいけない、
遅すぎてもいけない事がいえると思います。
では、この血流の速度は何で決まるかという事ですが、
私はまず血圧について考えて見ました。
症例1、40代半ばの女性、血流はやたと速い、血圧は低め(昔から低血圧という)
症例2、40代前半の男性、血流はやたらと速い所と遅い所がある、血圧は高め
症例3、30代半ばの男性、血流はやや遅め、血圧は正常
症例4、70代前半の男性、血流はやたらと遅い、血圧は高め
以上の事から、血圧が高いからといって血流が必ず速くなる、
血圧が低いからといって必ず遅くなるという事は、
私は一概にいえないと思います。
ここで私が考えた事ですが、
血流の速さ遅さは性格によっても左右されるのではないか!と考えました。
そして、ここで私が疑問に感じた事ですが、
血流が速いにも関わらず血圧の低い方、
血流は交感神経が緊張しているのに心臓は交感神経が緊張していないという疑問を感じました。
これらの事から、
各器官や臓器によって交感神経が緊張しているか副交感神経が緊張しているか、
私は違うのではないかと考えました。
という事は、その箇所や組織、その日の精神具合によって、
ローリングの刺激(ドーゼ)が違って来る!という事がいえると思います。
私の場合はローリングに対してまだまだ未熟者ですが、
名人といわれる先生方は、
この刺激(ドーゼ)を無意識のうちに患者様に合わせていると思います。
各所によって交感神経を刺激したり副交感神経を刺激したり、
この口では伝えられない技術が優れている!
というふうに私は考えました。では名人と呼ばれない先生方の治療ではダメか!
そんな事はありません、
私はその方の性格やその精神状態によって血流は左右されると確信しています。
患者様との会話やカウンセリングで技術は十分にフォローできる!
決して技術を疎かにしてはいけませんが、
患者様の精神状態を良くしてあげる事で、
血流もスムーズになると私は考えています。
そして、患者様の精神状態を良くしてあげるという事で、
ローリングの技術も並行して向上する!と私は確信しております。

この他にも、
私はトップアスリートは集中力が違うと考えています。
上記しているように、
思いや感情が血流に関係するという事は、
トップアスリートの血流は、
少々の周囲の雑音では、
血流が速くなったり遅くなったりブレないと思います。
逆に練習の時には出来るのに、
いざという試合になればいつものプレーが出来ないというアスリート、
血流を診ると少しの事で血流が速くなったり遅くなったりと、
少しの周囲の雑音でブレて来るのではないか!と私は考えています。
こういう方は集中力に欠けていると思われます。
という事は、
血流を良好にしてあげ、
雑念に左右されないメンタルトレーニングやカウンセリングを施す事で、
私は抜群の集中力が鍛えられて行くと考えています。
以上が私が発表させて頂いた事です。
私の独断と偏見で発表させて頂いた事も多々あります。
しかし、みなさん最後まで御清聴して頂きました。
感謝致します。
最後に会食で蓑原ローリング療法協会会長・蓑原弘豊先生と、
URL用の写真を撮らせて頂きました。
普段から非常にお世話になっております。
今後ともよろしくお願いします。

13名の先生方の講演がありました。
先生方の普段の臨床の熱意が伝わります。
私もその中で、せん越ながら講演させて頂きました。

私は普段から臨床で血管美人という機材を設置しております。
その血管美人でいつも思っている事、
疑問に思って考えている事を、
「血流から考える技術」という項目で発表させて頂きました。
血流から考える技術
当院には血管美人という血流、
血管の形状を測定する機械を設置おります。
私が普段から患者様を測定させて頂いていて考えている事を発表させて頂きます。
普段臨床をしていると術者も患者様自信も「血流が悪い!」といわれますが。
この血流が悪いという事ですが、
血管美人で診るまではただ単に血流が滞って遅くなっているものとばかり思っていました。
ところが患者様の血流を測定していると、
体調が悪いといいながらも、やたらと速くなっている人や遅くなっている人、
また同じ人でありながらやたらと速くなっているところや遅くなっているところがあるというのが、
私が普段から血管美人を測定していて感じているところです。
この事から血流は速すぎてもいけない、
遅すぎてもいけない事がいえると思います。
では、この血流の速度は何で決まるかという事ですが、
私はまず血圧について考えて見ました。
症例1、40代半ばの女性、血流はやたと速い、血圧は低め(昔から低血圧という)
症例2、40代前半の男性、血流はやたらと速い所と遅い所がある、血圧は高め
症例3、30代半ばの男性、血流はやや遅め、血圧は正常
症例4、70代前半の男性、血流はやたらと遅い、血圧は高め
以上の事から、血圧が高いからといって血流が必ず速くなる、
血圧が低いからといって必ず遅くなるという事は、
私は一概にいえないと思います。
ここで私が考えた事ですが、
血流の速さ遅さは性格によっても左右されるのではないか!と考えました。
そして、ここで私が疑問に感じた事ですが、
血流が速いにも関わらず血圧の低い方、
血流は交感神経が緊張しているのに心臓は交感神経が緊張していないという疑問を感じました。
これらの事から、
各器官や臓器によって交感神経が緊張しているか副交感神経が緊張しているか、
私は違うのではないかと考えました。
という事は、その箇所や組織、その日の精神具合によって、
ローリングの刺激(ドーゼ)が違って来る!という事がいえると思います。
私の場合はローリングに対してまだまだ未熟者ですが、
名人といわれる先生方は、
この刺激(ドーゼ)を無意識のうちに患者様に合わせていると思います。
各所によって交感神経を刺激したり副交感神経を刺激したり、
この口では伝えられない技術が優れている!
というふうに私は考えました。では名人と呼ばれない先生方の治療ではダメか!
そんな事はありません、
私はその方の性格やその精神状態によって血流は左右されると確信しています。
患者様との会話やカウンセリングで技術は十分にフォローできる!
決して技術を疎かにしてはいけませんが、
患者様の精神状態を良くしてあげる事で、
血流もスムーズになると私は考えています。
そして、患者様の精神状態を良くしてあげるという事で、
ローリングの技術も並行して向上する!と私は確信しております。

この他にも、
私はトップアスリートは集中力が違うと考えています。
上記しているように、
思いや感情が血流に関係するという事は、
トップアスリートの血流は、
少々の周囲の雑音では、
血流が速くなったり遅くなったりブレないと思います。
逆に練習の時には出来るのに、
いざという試合になればいつものプレーが出来ないというアスリート、
血流を診ると少しの事で血流が速くなったり遅くなったりと、
少しの周囲の雑音でブレて来るのではないか!と私は考えています。
こういう方は集中力に欠けていると思われます。
という事は、
血流を良好にしてあげ、
雑念に左右されないメンタルトレーニングやカウンセリングを施す事で、
私は抜群の集中力が鍛えられて行くと考えています。
以上が私が発表させて頂いた事です。
私の独断と偏見で発表させて頂いた事も多々あります。
しかし、みなさん最後まで御清聴して頂きました。
感謝致します。
最後に会食で蓑原ローリング療法協会会長・蓑原弘豊先生と、
URL用の写真を撮らせて頂きました。
普段から非常にお世話になっております。
今後ともよろしくお願いします。

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トランザム |
2009.11.30(月) 22:20 | URL |
【編集】
トランザムさん、いつもコメントありがとうございます。
会食の席でも同じ事を思っていたといわれた先生もおられました。
これは僕もはっきりとした事はいえませんが、
血管美人を診ている限り、どうしても同じように流れているとは思えません、
トランザムさんも血管美人も診ずにそこまで考えられるとは、すごい感性をお持ちですね!
いつもながらコメントありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
会食の席でも同じ事を思っていたといわれた先生もおられました。
これは僕もはっきりとした事はいえませんが、
血管美人を診ている限り、どうしても同じように流れているとは思えません、
トランザムさんも血管美人も診ずにそこまで考えられるとは、すごい感性をお持ちですね!
いつもながらコメントありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
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はい、俺も日々現場で同じことを患者さんとやりとりしてました。
個人差、さらに個人の中でも差異があるのですね。
今の現場ではすぐに活かせる訳ではありませんが
今回改めて勉強になりました!
ありがとうございます。