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アキレス腱周囲炎

2009.12.13 (Sun)

アキレス腱周囲炎とは文字通りアキレス腱に炎症を持ち、
その周囲の組織にも炎症または血行不良部位を伴い、
そして、痛みの出ている疾患です。
この時にアキレス腱に炎症を持っているだけなら治りは早いといえます。
ところが、あまり痛みがひどくない時に放っておいて、
アキレス腱周囲炎をこじらしたものがあります。
それは肥厚といってアキレス腱自体が分厚くなっているものです。
この肥厚が感じられるものは、
正直、治りは遅くなると思います。
ただ、これは普通の生活をされているだけの人にとっては、
それほどの障害になるものではありません。
やはり、アスリートになってくるとパフォーマンスに影響が出てくるために、
真剣に考えなければならないものです。

では、なぜ肥厚を持てば治りが遅くなるという事ですが、
まず、分厚くなるまでにかなりの時間が経過している、
そのためにアキレス腱をかばい、
下腿三頭筋にかなり負担がかかる、
また、この下腿三頭筋の外側ひ腹筋というところに鉛筆のような、
筋肉の硬結が出現しています。
その次にハムストリングスに負担がかかります。
この場合、ハムストリングスの外側の半腱様筋、半膜様筋のどちらとはいえませんが、
やはり、筋肉の硬結が出現します。
この場合は下腿三頭筋の硬結よりも太く短いような感じと私は感じています。
その次には腰、膝に影響が出て行くと思います。
腰は人によって痛み方は違いますが、
だいたいの方は患側のL2~L5、
またはL4~S1くらいに筋肉の硬結が出現すると私は考えています。
また、膝に関しては膝蓋靭帯に痛みが出る場合が多いように感じます。

私が思うのは、これらすべてはアキレス腱の痛み、炎症から影響しているものですが、
この悪影響のあったところが逆にアキレス腱を引っ張って行く、
または、アキレス腱で痛みをカバーして行くと私は考えています。
という事は、肥厚が感じられると、
これら、悪影響を及ぼしてしまったところ、
または、逆にアキレス腱に悪影響を及ぼしているところ、
すべてを治療して行かなければ肥厚は取れない、除去できないという事です。

炎症、痛みだけなら、ここまで周りに負担、悪影響は出ていません!
この時点で、なぜアキレス腱に痛みが出ているかという事を考えて、
治療に専念していれば治癒は早いはずです。
ところが、みなさんを診療していると、
とことんになってから来院される方が非常に多いです。
そして、このような患者さんがいわれる事ことは、
「いつまでに治りますか?いつになったら練習できますか?」
はっきりいって、返答に非常にこまる時があります。
この場合、上記している事を患者さんに分からして、
そして、説得してそれから治りは、
「あなた自身の意識の持ち方によっても変わる、この筋肉の硬結を取るという努力、 
それを意識してくれ!」といいます。
すなわち、自分の体に感性を持つ!という事を指導します。

とにかく、分厚くなる前に早く治療に来て頂いて、
こじらさないという事と、
痛みが取れても、
筋肉の状態が必ず良くなっているとは限りませんので、
しっかりと治療に専念して頂くことです。
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10:05  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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