FC2ブログ
08月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫10月

あらゆる痛み

2009.12.15 (Tue)

私の所に訪れる患者さんは「あらゆる痛み」を抱えておられます。
この「あらゆる痛み」ですが、
私は二種類あると考えています。

まず一つ目の痛みですが、
それは急性の痛みです。
体のどこかをぶつけたりすると、
その局所は腫れ、熱を持って来ます。
その時、必ず痛みも出現します。
この場合の痛みですが、
組織が傷められると、
その修復を計ろうとし、
人間が本来持っている自然治癒力が働きます。
その時に組織の修復を計るのは血液です。
体は傷めた組織に血液を送ろうとします。
その時血管は開きます。
その血管を開く時にプラスタグラジンという物質が出ます。
そのプラスタグラジンが血管を拡張する時に痛みを伴います。
これが一つ目の痛みです。
従って、この痛みを薬で止めると、
その場の痛みは取れますが、
血液の循環を止めて行きますので、
結局、組織の修復には良くないという事です。
この組織の修復ですが、
血液循環を良くしプラスタグラジンを分泌するという事で、
副交感神経反射といえます。
ところが、副交感神経反射も度が過ぎると帰って交感神経反射を招きます。
このため、炎症のあるところには、
ある程度のアイシングが必要になるという事です。

次に二つ目の痛みですが、
これは毛細血管を締め付けて来る、
交感神経反射から来る痛みです。
これは一つ目の急性の痛みと違って、
慢性の痛みと思って頂いて良いと思います。
この場合、毛細血管を締め付けて血液循環を悪くしますので、
一つ目の痛みと違って、
組織を温めなければなりません、
この痛みに関して湿布や痛み止めの薬は、
体を帰って冷やしますので、
湿布、痛み止めの薬は絶対に厳禁です。

ここで私がこの「あらゆる痛み」の所で一番いいたい事は、
この痛みを放っておくと、
交感神経緊張状態が交感神経緊張状態を体のありとあらゆる所に作って行くという事です。
副交感神経反射から来る痛みの場合、
ある一定の時期を過ぎると痛みは引き、
組織は修復されるのでまずは養生をすれば良いと思います。
ところが、交感神経反射の痛みに関しては、
よほどの生活環境を変えない限り、
痛み、また状態の悪さ(血行が悪くなり局所が硬くなり“しこり”となって現れている)の改善はありません!
また、一箇所の交感神経反射の痛みが出ているという事は、
その局所に留まらず、
体全身に交感神経緊張状態になっている方がほとんどです。
副交感神経反射から来る痛みの場合、
体全身に広まっている事はまずありません、
(もし体全身に広まっているとしたら、
私たちでは手に負えない疾患です。)
この交感神経反射の痛みに関しては、
その局所も大事ですが、
まずは体全身の環境を整える、
副交感神経緊張状態に持って行く事が大事と思います。
体全身の環境を整え、
そして局所の治療をすると、
私は必ず良い結果が出ると考えています。
また、交感神経緊張状態を放って置くと、
白血球の顆粒球が増加し、
組織を攻撃して行きます。
病気の原因になって行くという事です。

長くなりましたが、
痛みに関しても様々で、
なんでもかんでもの湿布やアイシング、
僕はこれは非常に危険と考えています。
温めなければならい箇所に、
アイシングをしたり湿布を貼り続けたり、
また痛み止めの薬をいつまでも飲んでいたりすると、
アスリートの場合などは選手寿命を縮めます。
一般の方であれば病気の発症の原因となり、
薬漬けの生活になって行きます。

ちょっとした痛みでも、慎重に診なければならない!と私は考えています。

芦屋ローリング健康センター・山西整骨院
http://www.ashiya-rolling.com
スポンサーサイト



20:12  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

コメント

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

トラックバック

この記事のトラックバックURL

→http://kouzushima.blog66.fc2.com/tb.php/461-d41c4670

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |