07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

オスグッド

2010.04.27 (Tue)

小学校6年生の患者さんですが、
典型的なオスグッド氏病です。
Dc257.jpg
脛骨粗面の隆起が分かると思います。
この脛骨粗面の隆起は仕方がありません、
これを凹ますには手術しかありませんが、
私は手術を進めた事は一度もありません、
というのは、炎症時には安静が必要になって来ますが、
十分に理学療法で良い経過が出るからです。
また、患者さんは小学生や中学生の成長期です。
そんな成長期の方にドリリング(オスグッドの手術の仕方)するような手術、
私はあまり良くないと思います。
治療ですが、やはり体全体のうっ血を取って行き、
そして体のバランスを整えて行きます。
そして局所の治療に入って行きますが、
オスグッドの場合、必ず膝蓋骨の周りに筋肉が硬くなっている硬結(しこり)があります。
なかには少しの圧で痛みを有するものあります。
その硬結(しこり)を治療して行きます。
Dc288.jpg
より深部をほぐすために超音波も使用します。
Dc289.jpg
これだけすると、
ほとんど方は「楽になった!」といわれます。
またオスグッドの場合、
力学的にも私は考えます。
オスグッドなど成長痛が出ている方の足を診ていると、
ほとんど方は外反母しです。
外反母しというのは足底筋の筋力の低下により、
重力に体が支えられないようになって来ます。
体のいろんな箇所に負担がかかり、
そしてオスグッドの場合のように、
脛骨粗面のような骨が突出して来ると私は考えています。
その重力にも耐えれるようにするには、
下の写真のように外反母しを強制して行く事が重要です。
Dc290.jpg
普通はもう少しテーピングを入れますが、
今回は少なめで巻いています。

以上、私が考えるオスグッドの治療です。
オスグッドに対してはいろんな治療法や考え方があると思いますが、
どちらにしろ、小学生や中学生の成長期、
まだまだ可能性のあるアスリートたちに、
少しでも障害を残さないようにしなければなりません!
スポンサーサイト
18:48  |  治療  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

コメント

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

トラックバック

この記事のトラックバックURL

→http://kouzushima.blog66.fc2.com/tb.php/500-0c76494d

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |