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バスケットボールのおけるスポーツ障害

2014.10.03 (Fri)

バスケットボールは急激なストップ方向転換、飛ぶなどにより、

       味方や相手に合わせた運動を要求される
             ↓
          無理をせざる得ない
             ↓
           外傷が多い

足関節捻挫 

 最も多い外傷として足関節内反捻挫
 
そのうち半数近くが関節不安定性
 1/3の選手が運動時の痛みなどの後遺症を残す

前十字靭帯損傷

 前十字靭帯損傷も他の競技に比べて多い
 
保存的な治療では競技復帰は難しく
 手術の適応となり易い

 ・原因
  
 ノンコンタクトで膝外反、下腿外旋

そのため前十字靭帯損傷を引き起こさない予防的な配慮が必要である

予防的には膝外反、下腿外旋をしないように注意を計る
(膝外反、下腿外旋させないステップのプリグラム及び補助具)

※アライメントから診たスポーツ障害

■knee-in&toe-out

1、膝外反、下腿外旋
 ・膝蓋骨亜脱臼、脱臼
 (膝蓋骨の外方編位が強制されるため)

 ・内側側副靭帯損傷、膝蓋靭帯内側部炎、鷲足部炎
 (膝内側部に伸張が強制されるため)
 
 ・外側半月板損傷
 (膝外側部への圧縮が加わるため)

2、下腿内旋、足部回内
 シンスプリント、アキレス腱内側部炎

3、足関節、足部
 後脛骨筋炎、外反捻挫、偏平・回内足症候群、外反母趾

■knee-out&toe-in

1、膝内反、下腿内旋
 
  ・腸脛靭帯炎、外側側副靭帯損傷、膝蓋靭帯外側部炎
 (膝外側部に伸張が強制されるため)
  
  ・内側半月板損傷
 (膝内側部に圧縮が加わるため)

2、下腿外旋、足部回外
 
  アキレス腱外側部炎、腓骨筋腱炎、腓骨筋腱脱臼

3、足関節、足部
  内半捻挫、内反小趾

■軀幹、上肢の外傷も少なくない

軀幹では腰痛症、腰椎椎間板ヘルニア
上肢では肩関節捻挫、突き指(槌指)

◎バスケットボールは外傷が多く、予防的に定期的なメディカルチェックを行う
 
 ・外傷の既往歴、後遺症
 ・体格
 ・体力
 ・アライメント
 ・身体操作のチェック

写真は脛骨を後方に圧を加える事により後十字靭帯の損傷具合を診ていますが
前十字靭帯の場合は逆に脛骨を前に引き出す事により損傷具合や動揺性のチェックが出来ます
Dc265.jpg

私の治療家としての考え

治療家としての私の考えを書きたいと思います
まずバスケットボールにおいて問題となる外傷は

足関節の内反捻挫前十字靭帯と思います

足関節捻挫ですが
問題となるのが前距腓靭帯損傷です

急激な方向転換の強制、ジャンプをして内反強制が強いられる
プレー中に相手や味方の足を踏んでしまった際に転倒する

これらが足関節の内反捻挫の原因と考えました

写真はバスケットではなくラグビー選手ですが
足関節内反捻挫をされた選手のテーピングです
Dc321.jpg


前十字靭帯ですが
膝の外反、下腿の外旋の繰り返しにより

前十字靭帯が少しずつ傷み
ある日急激な膝の外反、下腿外反強制が加わり

前十字靭帯を断裂する!

ここで私が考えた事ですが

足関節内反捻挫にしろ
前十字靭帯損傷にしろ

同じ練習をしていても怪我をする人としない人に別れるように思えます

この違いは何か?

その日の体調や悩みがあったりと様々ではあるとは思いますが
私はその方の骨格や体型に原因があるのではないか!

やはり股関節、膝関節、足関節と
それぞれに正常な位置にあり

しっかりとした可動域がなければ足関節内反捻挫
前十字靭帯損傷の原因になるはずです

これらをローリング治療でしっかりと回復
または維持さす事が怪我の予防になると私は考えました

この骨格、体型の異常は人それぞれ違います
前十字靭帯損傷は膝外反、下腿外旋が強制されて発症します

膝外反位、下腿外旋位に強制されやすい骨格になっている!

この場合、ケガをする前から膝外反、下腿外旋という肢位になっているだけでなく

いろんな骨格、体型の異常が足関節内反捻挫、前十字靭帯損傷に繋がる!

怪我の原因となる肢位を強制される事により
無理がかかると思います

この無理ですが
正常な骨格、体型であれば

少々の無理が強制されても私は十分に怪我を回避出来るはずです

ところが、どんな骨格、体型異常にしろ
この無理に耐えれないと私は考えています

下の写真をご覧下さい

右下肢が浮いているのが分かります
これは膝だけでなく腰椎や股関節にも負担がかかり

このような肢位になっていると考えられます

このような状態を放っておくと
やはり怪我の原因になると思われます
Dc175.jpg

下の写真をご覧下さい

ローリング治療後ですが
右下肢の浮きが無くなっているのが分かると思います
Dc176.jpg

ただこれが足関節内反捻挫や前十字靭帯損傷の原因になるとは限りません

しかし、これらの事を普段からよく診て
普段から正常な骨格、体型に戻す事が重要とあたしは考えています

このように骨格、体型を元の状態に戻すと
やはり力が入れやす

体のキレも良く
そして、急激に加わった無理に耐えれるはずです

前十字靭帯損傷予防のトレーニングについて書きます

■前十字靭帯損傷予防のトレーニング

膝関節外反、下腿外旋が強いられる時
股関節の外転筋(中殿筋)が威力を発揮する

股関節・外転筋が膝関節外反をコントロールしている

すなわち、股関節・外転筋を鍛える事により
前十字靭帯損傷の予防になると考えられます

☆股関節の安定性を目的としたトレーニング

1、柔軟性
 (ハムストリングス、内転筋、殿筋、大腿二頭筋、腸腰筋のストレッチ)

2、動き(股関節を動かすという事を意識させる)
  ・椅子に座って股関節を外旋、内旋させる
  ・立位で両腕を左右に開き、膝を脇の下に引き上げるように持ち上げる
  ・伏臥位になり、脚を滑らせるように脇の下まで引き上げる

3、筋力(ベースづくり)
  
  ・SLR(大腿四頭筋、腸腰筋)
    仰臥位で足関節背屈させ股関節を屈曲して行く
    この時つま先を内側に向けておくと内転筋、
    外側に向けておくと大腿筋膜張筋
  
  ・ネーベントウオーク
    ゆっくり体を落とし背中を伸ばして歩行する
    前方・サイドを行う
  
  ・片脚バランストレーニング
    膝の高さの台の横に立ち、台に触れないように、
    台の上を通過させる 
  
  ・骨盤体操
    段差の上に片脚立ちする
    上前腸骨棘に両手を当て、
    手の位置が左右同じ高さになるまで、骨盤をゆっくりと上げる
  
4、調整力・協調運動
  
  ・四股相撲 
    股関節外転、外旋位で相手と押し相撲をする
  
  ・バランスボール
    バランスボールの上に座り、ボールを動かし、
    股関節の動きを保持する

前十字靭帯損傷予防のトレーニングに対する私の考え

前十字時靭帯損傷予防のトレーニングに対しても
私はローリング治療は役立つと確信しています

股関節周囲の筋肉に対してアプローチをかけて行きます
股関節

股関節には多くの靭帯
筋肉が存在します

非常に精密な感知・運動調整システムが股関節周辺には備わっている!

うっ血を取って柔軟性のある筋肉にすると
トレーニングが楽に楽しく、筋力も着け易く

周囲の筋肉とも協調性が取れ
必ずパフォーマンスも向上するはずです

股関節周囲の筋肉、靭帯に感性を着ける治療をする!

こういう意識で治療しております

以上です

ローリング治療は前十字靭帯損傷の予防にも
十分お役に立つと私は考えています

前十字靭帯損傷・断裂再腱術後のリハビリに関しては
膝痛・アスリート編をご覧下さい!

ラグビー治療院
http://www.ashiya-rolling.com
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