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シンスプリント

2014.12.12 (Fri)

シンスプリントとは脛骨の内側後縁に沿う疼痛を愁訴とするスポーツ障害であり
軽症例まで含めると、発症頻度は非常に高いとされています

病態として下腿後面の筋群、内側腓腹筋、長趾屈筋、後脛骨筋など
またこれらを覆う筋膜の牽引により

脛骨の骨膜に微細な損傷をきたしたもので
下腿内側の筋郡の疲労による伸長性の低下や足部の過回内

足部の疲労による衝撃緩衝能の低下などが発生の原因となる

また、足関節の底屈可動域不足
母趾の背屈可動域不足も発生の要因となる

■私のシンスプリントの考え

シンスプリントの患者さんを診ていていつも疑問に思う事があります

それは同じ厳しい練習をされていても
シンスプリントになる人とならない人があります

その違いは何か?

私はこれを考えなければならないと思います

まず一つ目に思う事ですが
足関節が過回内されている方です

下の写真をご覧下さい
toe-out.jpg

足底のアーチがほとんどなくなり回内位となられています
このような状態でランニングを行っていると

下腿内側筋群の負担(疲労、衝撃緩衝能の低下)により
シンスプリントになり易くなると考えられます

このような方の場合
足趾を開くようなテーピング

タオルギャザーやチューブを用いたトレーニングなどで
アーチの低下を予防、治療する事がまず重要になります

チューブで筋トレ

また、アーチの低下を認められない方であってもシンスプリントになられている方
このような方にも上記しているトレーニングが重要となります

また足関節の背屈制限が著名な方
このような場合は足関節を背屈制限を緩和する治療

またそれに伴ってのストレッチが重要となって来ます

(治療前)
低屈出来ていない

(治療後)
低屈出来るようになた足関節

下の写真はO脚の方です。
e0061361_137989.jpg

e0061361_1404140.jpg

O脚の方はいわゆるう内股となられtoe-inとなっています

シンスプリントの場合は過回内のtoe-outが原因の一つと言われていますが
私は逆のtoe-inも絶対にいけないと考えています

toe-inの方はまずは下肢の外側に負担がかかり
腓骨筋腱を傷めたり、足関節の内反捻挫が多くなったりします

こうなるとやはり下腿内側にも負担がかかり易くなります
シンスプリントになり易い事が言えると思います

従ってtoe-outに限らず
O脚のtoe-inもいけないと私は考えています

■治療

シンスプリントといってもやはり体全身の治療を施し
体全身からバランスを整えて行かなければいと思います

股関節や内転筋を治療し
下腿内側の血流を良くし

下腿内側の圧迫を取って行くという治療が重要と思われます

またハムストリングスや下腿三頭筋の治療も非常に大事です

上記した事以外にも内臓や腰
抹消などすべて治療します

そして患部の治療に入って行きますが
私はこの時、後脛骨筋を意識します

というのは、シンスプリントの方の後脛骨筋を触診すると
えんぴつが入っているようなしこり(筋肉の硬結)を感じる時があります

また後脛骨後面と後脛骨筋の間にえんぴつとは違った
細長いしこりを感じる時があります

私はこれも意識して治療して行きます
シンスプリントの治療

超音波も有効な治療です
シンスプリントに対しての超音波

以上、シンスプリントについて書きました
シンスプリントの患者さんを診ていていつも思う事があります

それは痛みがきつく
状態がひどくなってから来られるという事です

最初はそんなにもひどくなく
辛抱をして練習をしていった結果こじらして来院されると言った感じです

そうなると脛骨の疲労骨折も伴っている方もあります

とにかく、下腿部内側に痛みや違和感があれば
早目に治療された方が良いです

早目の治療は早期に治癒や現場復帰(アスリート)が可能となりますが
放って置くと上記しているように

シンスプリントをどんどんこじらし

治癒や現場復帰が長引く事となります

痛み、体調不良でお困りの方
ぜひ、ご相談下さい!
      ↓
info@ashiya-rolling.com


ラグビー治療院
芦屋院・豊中院 ローリング健康センター
http://www.ashiya-rolling.com
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