09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

ポジション別の股関節痛

2016.09.10 (Sat)

ラグビーでの股関節痛は
圧倒的にスタンドオフに多いです

理由は簡単で
キックをするからです

もちろん競技によれば
ラグビーよりもサッカーの方が多くなります

サッカーではどのポジションでもキックが必要になりますが
ラグビーではキックを専門的にするポジションは限られるためです

ところが最近は
NO、6左フランカーにも発症する事が分かりました

メカニズムはこうです

左フランカーの場合
相手NO、8のサイド攻撃を1cmでも前で止めたいため

ディフェンスに行く場合
股関節に急激な筋肉の収縮が起こるためです

この場合、痛みは上前腸骨棘のような上部
こう言った所に痛みが出る場合が多いです
joijhgff.jpg

jutff.jpg

スタンドオフの場合
上部よりも下部の鼡径部に出る場合が多いです

それも日本人は右利きが多いため
圧倒的に右側に多いです
鼡径部痛・Ⅲ

もちろんスタンドオフの股関節痛でも
上前腸骨棘に痛みが出る方もいますが

まずは下部の鼡径部から発症し
それを放置して行く事により

鼡径部に力が入りにくいため
上部の上前腸骨棘に向かって力が入って行くためと考えます

ここで私なりに考えた
NO、6左フランカーとNO、10スタンドオフの股関節痛の違いを書きます

NO、6左フランカーの股関節痛
発症部位 上前腸骨棘
・上前腸骨棘に起始停止する筋
(縫工筋)
作用 股関節を屈曲させる、股関節を外旋させる、
         股関節を外転させる、膝関節を屈曲する

(大腿筋膜張筋)
作用 大腿筋膜を緊張させる。大腿を屈曲する
         外転する、内旋する

この繰り返しにより
痛みが発症すると考えます

NO、10スタンドオフ
とにかくキックが多い

キックをする時に使う筋肉ですが
大腿四頭筋です

ところが

スタンドオフの痛みを訴える箇所
鼡径靭帯に多いです

まずは大腿四頭筋の付着部を考えたいと思います
(起始)大腿直筋は下前腸骨棘に付着

中間広筋・外側広筋・内側広筋は、大腿骨に付着

(停止)膝蓋骨に付着して膝蓋靭帯を経て、腱骨粗面に付着

もちろん下前腸骨棘に痛みがある場合もありますが
やはり鼡径部に痛みを訴える選手が多いです

ここでスタンドオフのパフォーマンスを考えました

スタンドオフの場合
スクラムやラック、モールから出て来たボールを蹴ります

余裕のある場合なら良いですが
相手もプレッシャーをかけるため必死でディフェンスに来ます

その時スタンドオフは
瞬時にボールを蹴らなければなりません

スタンドオフのボールの蹴り方は独特で
ボールを上から下に落とすように蹴ります

この時にパーンと言う音がします

股関節に相当な衝撃を与えます

スタンドオフにこの音が鳴らないと言う事は
スタンドオフとしてのキックが出来ていないと言う事です

スタンドオフのキックは0コンマ何秒のキックです
パーンと言う音がなるパンチキックではならないと言う事です

これの繰り返しの結果が
スタンドオフの股関節痛の原因ではないか!と考えました

また鼡径部に衝撃が加わり易いのは
大腿四頭筋の緊張具合が左右されます

こう言う意味で
大腿四頭筋も重要と思います
kaibou41.gif

k42.jpg

これが私が考えるポジション別
左フランカーとスタンドオフの股関節痛のメカニズムの違いです

この時にまた考えなければならない事があります

左フランカーとスタンドオフの痛みのメカニズムは違います

左フランカーの場合は股関節を屈曲する時
腹直筋、内転筋にも収縮がかかります

左フランカーの股関節痛の治療は
腹部など上部を意識しなければなりません

スタンドオフの股関節痛の場合
キックをする時に膝関節を伸展させます

左フランカーの場合と同様に
股関節も屈曲させますが

下肢も意識しなければなりません

そうなると大腿四頭筋の拮抗筋
大腿二頭筋も重要になります

どちらの治療も
全体のどこも重要になり

施術する所は同じですが
やはり意識の持ち方は少し変えるべきだと思います

長々となりましたが

左フランカーとスタンドオフの
私が考える股関節痛の違いです

ラグビーにはいろんなポジションがあり
役割はそれそれ違います

よくよくラグビーを観察しなければならないと思います

痛み、体調不良でお悩みの方
ぜひ、ご相談下さい!
     ↓
info@ashiya-rolling.com


ラグビー治療院
芦屋院・豊中院
http://www.ashiya-rolling.com

ラグビー治療院名刺リサイズ
スポンサーサイト
13:39  |  スポーツ障害  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

コメント

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

トラックバック

この記事のトラックバックURL

→http://kouzushima.blog66.fc2.com/tb.php/904-cfe1b98f

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |